HOME 高校

2025.06.02

井上敏志15m39の三段跳大会新 走幅跳と110mHも制覇 砲丸投は赤澤瑠依17m34 佐藤優真100m10秒54/IH岡山県大会
井上敏志15m39の三段跳大会新 走幅跳と110mHも制覇 砲丸投は赤澤瑠依17m34 佐藤優真100m10秒54/IH岡山県大会

3冠を達成した井上敏志(25年IH岡山県大会)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

岡山県大会は5月29日~31日の3日間、岡山市のJFE晴れの国スタジアム(岡山県総合)にて行われた。

男子三段跳では、井上敏志(玉野光南3)が15m39(+1.3)の大会新記録制覇。昨年のインターハイでは4位入賞しているが、今季に入ってからも15m台を連発しており、さらなる成長が見込まれる。そのほか110mハードルでは14秒55(+0.7)で、走幅跳でも7m01(+0.4)で優勝しており、3冠を達成している。

男子砲丸投ではチームメイトの赤澤瑠依(3年)が存在感を見せ、自己ベストに6cmと迫る17m34で1位。ハンマー投でも52m98で優勝した。

男子でがこのほか、佐藤優真(関西3)が100mで10秒54(+0.9)の大会新、200mは21秒47(+1.2)で2冠。400mでは杉香奏多(岡山操山3)が49秒19で制し、4×400mリレー(2走)でも3分19秒60で2種目Vを遂げた。

女子では、倉敷中央が4×100mと4×400mの両リレーでそれぞれ47秒76と3分50秒68で優勝。どちらも4走を走った青山莉明良(2年)は400mでも56秒05で優勝しており、3冠を獲得。4継で3走を走った延原日葵 (1年)は100mハードルでも 14秒06(+2.1)で優勝を飾っている。

広告の下にコンテンツが続きます

そのほか女子中長距離はジャネット・ジェプコエチ(倉敷3)が1500mを4分15秒85、3000mを9分05秒74で優勝。1500mで2位(4分26秒08)に入ったドルーリー朱瑛里(津山3)は800mを2分12秒74で制した。

ハンマー投では大東心春(玉野光南3)がただ1人50m超えとなる51m08を放ってV。2位には49m43をマークした後輩の横山由夏(2年)が入った。大東は砲丸投でも12m45で優勝している。

学校対抗総合の男子は、トラック種目・フィールド種目ともに大きく得点を稼いだ玉野光南が192点と快勝。女子はフィールド種目で多くの得点を重ねた就実が116点で総合優勝を飾った。

中国大会は6月20日から3日間、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。

文/松山林太郎

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 岡山県大会は5月29日~31日の3日間、岡山市のJFE晴れの国スタジアム(岡山県総合)にて行われた。 男子三段跳では、井上敏志(玉野光南3)が15m39(+1.3)の大会新記録制覇。昨年のインターハイでは4位入賞しているが、今季に入ってからも15m台を連発しており、さらなる成長が見込まれる。そのほか110mハードルでは14秒55(+0.7)で、走幅跳でも7m01(+0.4)で優勝しており、3冠を達成している。 男子砲丸投ではチームメイトの赤澤瑠依(3年)が存在感を見せ、自己ベストに6cmと迫る17m34で1位。ハンマー投でも52m98で優勝した。 男子でがこのほか、佐藤優真(関西3)が100mで10秒54(+0.9)の大会新、200mは21秒47(+1.2)で2冠。400mでは杉香奏多(岡山操山3)が49秒19で制し、4×400mリレー(2走)でも3分19秒60で2種目Vを遂げた。 女子では、倉敷中央が4×100mと4×400mの両リレーでそれぞれ47秒76と3分50秒68で優勝。どちらも4走を走った青山莉明良(2年)は400mでも56秒05で優勝しており、3冠を獲得。4継で3走を走った延原日葵 (1年)は100mハードルでも 14秒06(+2.1)で優勝を飾っている。 そのほか女子中長距離はジャネット・ジェプコエチ(倉敷3)が1500mを4分15秒85、3000mを9分05秒74で優勝。1500mで2位(4分26秒08)に入ったドルーリー朱瑛里(津山3)は800mを2分12秒74で制した。 ハンマー投では大東心春(玉野光南3)がただ1人50m超えとなる51m08を放ってV。2位には49m43をマークした後輩の横山由夏(2年)が入った。大東は砲丸投でも12m45で優勝している。 学校対抗総合の男子は、トラック種目・フィールド種目ともに大きく得点を稼いだ玉野光南が192点と快勝。女子はフィールド種目で多くの得点を重ねた就実が116点で総合優勝を飾った。 中国大会は6月20日から3日間、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。 文/松山林太郎

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.20

【男子4×100mR】デカキッズAC 42秒29=中学歴代2位

7月19日に行われた埼玉県中学の男子4×100mリレー予選でデカキッズACが中学歴代2位の42秒29をマークした。 1走から前田煌絆、山本恵人、谷康太、大町龍之介の戸田新曽中3年生4人のオーダーで臨み、6月7日の埼玉県中 […]

NEWS 10000m最終組は大東大・棟方一楽が自己新28分19秒82でトップ!3、4組は國學院大勢が1着/関東学連記録挑戦競技会

2025.07.20

10000m最終組は大東大・棟方一楽が自己新28分19秒82でトップ!3、4組は國學院大勢が1着/関東学連記録挑戦競技会

関東学生網走夏季記録挑戦競技会が7月20日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、5組行われた男子10000mの最終5組は棟方一楽(大東大3)が自己新の28分19秒82でトップを占めた。 競技開始の16時30分時点で […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子短距離・松本真奈(広島皆実高)地元インターハイへ「高校記録を狙う意識で頑張る」

2025.07.20

【高校生FOCUS】女子短距離・松本真奈(広島皆実高)地元インターハイへ「高校記録を狙う意識で頑張る」

FOCUS! 高校生INTERVIEW 松本真奈 Matsumoto Mana 広島皆実3広島 広島インターハイ(7月25日~29日/広島広域公園陸上競技場)まであと5日。そこで、今回は開催地・注目のスプリンター・松本真 […]

NEWS 塩尻和也が5000m13分47秒09、篠原は13分55秒90 やり投・巖優作78m25でV/WAコンチネンタルツアー

2025.07.20

塩尻和也が5000m13分47秒09、篠原は13分55秒90 やり投・巖優作78m25でV/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会の「ナイトオブアスレチックス」が7月19日、スイスのヒューズデン・ゾルダーで行われ、男子5000mA組に出場した10000mの日本記録保持者・塩尻和也(富士通)は13分4 […]

NEWS 三浦龍司が5000m13分28秒28に「及第点」東京世界陸上へ「みなさんがワクワクするレースを」/ホクレンDC網走

2025.07.20

三浦龍司が5000m13分28秒28に「及第点」東京世界陸上へ「みなさんがワクワクするレースを」/ホクレンDC網走

夏の北海道を舞台とした中長距離のシリーズ戦、ホクレンディスタンスチャレンジ最終戦の網走大会が7月19日に網走市営陸上競技場で行われ、男子5000mには、3000m障害の日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が出場した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top