HOME 海外

2025.06.02

五輪王者ナディームがやり投貫禄V!ジェルト5000m&3000m障害2冠、中国が最多19個の金メダル/アジア選手権
五輪王者ナディームがやり投貫禄V!ジェルト5000m&3000m障害2冠、中国が最多19個の金メダル/アジア選手権

25年アジア選手権に出場した男子やり投のN.ナディーム(パキスタン)

◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)4日目、5日目

2年に一度開かれるアジア選手権の4日目(30日)、5日目(31日)が行われた。

広告の下にコンテンツが続きます

31日の男子やり投ではパリ五輪金メダルのA.ナディーム(パキスタン)が86m40で快勝した。ナディームは現在28歳。昨年のパリ五輪を五輪新、アジア新の92m97で制している。ブダペスト世界選手権では銀メダル、東京五輪・オレゴン世界選手権は5位に入った。パリ五輪以来の競技会出場での貫禄勝ちとなった。

男子棒高跳はアジア記録保持者でブダペスト世界選手権銀メダリストのE.J.オビエナ(フィリピン)が2大会連続3度目の優勝を果たした。

女子3000m障害ではオレゴン世界選手権金メダルのN.ジェルト(カザフスタン)が9分10秒46で快勝。5000mも14分58秒71で制して2冠を獲得。男子400mハードルではA.サンバ(カタール)が19年以来のアジア選手権制覇を果たした。
国別メダル獲得数では中国が19の金メダルを獲得してトップとなった。インドがそれに続き、日本は3位だった。

次回のアジア選手権は2027年に中国・厦門で開催される。

広告の下にコンテンツが続きます
◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)4日目、5日目 2年に一度開かれるアジア選手権の4日目(30日)、5日目(31日)が行われた。 31日の男子やり投ではパリ五輪金メダルのA.ナディーム(パキスタン)が86m40で快勝した。ナディームは現在28歳。昨年のパリ五輪を五輪新、アジア新の92m97で制している。ブダペスト世界選手権では銀メダル、東京五輪・オレゴン世界選手権は5位に入った。パリ五輪以来の競技会出場での貫禄勝ちとなった。 男子棒高跳はアジア記録保持者でブダペスト世界選手権銀メダリストのE.J.オビエナ(フィリピン)が2大会連続3度目の優勝を果たした。 女子3000m障害ではオレゴン世界選手権金メダルのN.ジェルト(カザフスタン)が9分10秒46で快勝。5000mも14分58秒71で制して2冠を獲得。男子400mハードルではA.サンバ(カタール)が19年以来のアジア選手権制覇を果たした。 国別メダル獲得数では中国が19の金メダルを獲得してトップとなった。インドがそれに続き、日本は3位だった。 次回のアジア選手権は2027年に中国・厦門で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.22

東洋大・緒方澪那斗が10000m全体トップ 西村真周も続く/あおもりDC記録会

有力大学の選手が多数エントリーしたあおもりディスタンスチャレンジ記録会が6月22日に行われた。 男子10000m3組目は緒方澪那斗(東洋大4)が28分27秒50の自己新でトップだった。これまでの自己記録は高3の時に出した […]

NEWS ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催

2025.06.22

ダイソー・岩本真弥監督の『還暦を祝う会』世羅高時代の教え子ら約140人が集って盛大に開催

広島・世羅高を全国高校駅伝で男女を合わせて6度の日本一に導き、現在は実業団のダイソー女子駅伝部を率いている岩本真弥監督の『還暦を祝う会』が6月22日、広島市内のホテルで行われた。 世羅高時代の教え子やダイソーの選手、スタ […]

NEWS ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー

2025.06.22

ディーン元気 今季初大台の80m20!シーズンベストで日本選手権に弾み/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのクオルタネゲームズ(フィンランド)が行われ、男子やり投にディーン元気(ミズノ)が出場した。 気温の低いコンディションのなか、ディーンは3回目にシーズンベストとなる77m83 […]

NEWS 男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

2025.06.22

男子100m渡邊隆喜が10秒39!県大会の雪辱果たすV 女子100mは松本真奈が前田さくら抑える/IH中国

広島インターハイ出場を懸けた中国地区大会の2日目が行われ、男子100mでは渡邊隆喜(広島国際学院3)が大会記録および自己記録を更新する10秒39(+1.3)で優勝を飾った。 レースは広島県大会優勝者の荒谷匠人(近大東広島 […]

NEWS 清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

2025.06.22

清水空跳 悪条件ものともせず100m10秒39!阪真琴は女子400mHも制して3冠/IH北信越

◇インターハイ北信越地区大会(6月19~22日/福井・福井県営陸上競技場)3日目 広島インターハイを懸けた北信越大会の3日目が行われ、男子100mでは、昨年のインターハイ2位で今年5月に10秒20をマークしている清水空跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top