HOME 高校

2025.05.30

小針星砂が100m&200m、4×100mリレーの3冠!100mは10秒31 女子200m小野莉瑚は22年ぶり大会新V/IH福島県大会
小針星砂が100m&200m、4×100mリレーの3冠!100mは10秒31 女子200m小野莉瑚は22年ぶり大会新V/IH福島県大会

男子100mで県高校新の10秒31をマークした小針星砂(写真は日本室内大阪)

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。

福島県大会は5月23日から26日までの4日間、いわき市のいわき陸上競技場で行われた。

男子スプリントは小針星砂(日大東北3)が3種目を制覇。100mを10秒31(+1.5)の県高校新記録で優勝を飾り、2走を務めた4×100mリレーで40秒87も大会新記録で制した。さらに、200mでも21秒13(-0.8)と向かい風の中で大会記録を更新し、短距離3冠に輝いた。

男子110mハードルでは、昨年の全中5位の星丞之心(会津学鳳1)が14秒56(+1.5)で1年生優勝を達成。2位には0.36秒の大差をつけての圧勝だった。1500m、5000mでは栗村凌(学法石川3)が3分47秒95、14分13秒70で2種目を制覇。2月のU20日本選手権クロカン優勝から好調をキープしている。5000mでは同級生の増子陽太が14分13秒88で2位、加藤悠凌が14分13秒98で3位と、学法石川トリオがそれぞれ余裕を持ちながら上位を独占した。

女子は小野莉瑚が200m、400mで2冠を達成。初日の400mを56秒96で優勝すると、3日目の200mでは400m日本記録保持者・丹野麻美が作った大会記録を22年ぶりに塗り替える24秒55(+0.9)で制した。

跳躍種目では二階堂愛莉(福島成蹊2)が走高跳、三段跳の2種目に1m62、11m34(+0.8)で優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

学校対抗では男女ともに日大東北が優勝。男子は中止となった2020年を挟んで8連覇を達成。女子は5連覇となった。

東北大会は6月13日から4日間、クヒログループアスレチックスタジアム(青森県総合運動公園陸上競技場)にて行われる。

広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。 福島県大会は5月23日から26日までの4日間、いわき市のいわき陸上競技場で行われた。 男子スプリントは小針星砂(日大東北3)が3種目を制覇。100mを10秒31(+1.5)の県高校新記録で優勝を飾り、2走を務めた4×100mリレーで40秒87も大会新記録で制した。さらに、200mでも21秒13(-0.8)と向かい風の中で大会記録を更新し、短距離3冠に輝いた。 男子110mハードルでは、昨年の全中5位の星丞之心(会津学鳳1)が14秒56(+1.5)で1年生優勝を達成。2位には0.36秒の大差をつけての圧勝だった。1500m、5000mでは栗村凌(学法石川3)が3分47秒95、14分13秒70で2種目を制覇。2月のU20日本選手権クロカン優勝から好調をキープしている。5000mでは同級生の増子陽太が14分13秒88で2位、加藤悠凌が14分13秒98で3位と、学法石川トリオがそれぞれ余裕を持ちながら上位を独占した。 女子は小野莉瑚が200m、400mで2冠を達成。初日の400mを56秒96で優勝すると、3日目の200mでは400m日本記録保持者・丹野麻美が作った大会記録を22年ぶりに塗り替える24秒55(+0.9)で制した。 跳躍種目では二階堂愛莉(福島成蹊2)が走高跳、三段跳の2種目に1m62、11m34(+0.8)で優勝を飾った。 学校対抗では男女ともに日大東北が優勝。男子は中止となった2020年を挟んで8連覇を達成。女子は5連覇となった。 東北大会は6月13日から4日間、クヒログループアスレチックスタジアム(青森県総合運動公園陸上競技場)にて行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.19

前田美結子200m日本歴代6位、学生歴代2位の23秒31!九州学生記録も更新 前週4継で単独チーム日本最高

福岡大競技会が7月19日、同大学陸上競技場で行われ、女子200mでは前田美結子(福岡大)が日本歴代6位、学生歴代2位、九州学生新記録の23秒31(+1.4)をマークした。 これまでの前田の自己ベストは、日本選手権(7月6 […]

NEWS 福井ナイトゲームズに東京世界陸上代表の村竹ラシッド、鵜澤飛羽ら追加エントリー!

2025.07.19

福井ナイトゲームズに東京世界陸上代表の村竹ラシッド、鵜澤飛羽ら追加エントリー!

日本グランプリシリーズのAthlete Night Games in FUKUI2025の大会主催者は、7月18日に追加エントリー選手を発表した。 男子110mハードルには村竹ラシッド(JAL)が登録。村竹は昨年のパリ五 […]

NEWS 富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

2025.07.18

富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

2025.07.18

【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

2025.07.18

100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top