2025.05.18
◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月18日に行われ、男子110mハードルは村竹ラシッド(JAL)が13秒16(-1.1)で優勝した。
「全然ダメでした」。今季3レース連続で13秒1台と圧倒的な安定感を見せた村竹だったが、目指していた12秒台が出せずに悔しさばかりが募った。
昨年のパリ五輪5位で、すでに東京世界選手権に内定している村竹。1台目から圧倒的なスピードでリードするも「攻め過ぎた。練習よりも重心が低くなってしまいました」。
中盤から後半にかけては「前回(ダイヤモンドリーグ2戦)よりは刻めたと思いますが、10台目も少し当ててしまいました」とし、反省ばかりが口をつき、「ここで12秒台を狙っていたので……」とうつむく。
それでも、どんな条件、自己評価の低いレースでも13秒1台を出し、勝ちきる強さが身についている。次戦のアジア選手権に向けて「優勝は絶対目標」と力を込めた。
2位には順大の後輩でもある阿部竜希が、再び東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)を切る13秒27をマーク。「負けました」としたが、「この条件でも2度目の標準を切れたのは良かった」と笑顔を見せた。
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