2025.05.13
◇第26回アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)
27日から開催されるアジア選手権に参加する各国の代表が、各陸連や大会公式サイトで発表されている。大会には43の国と地域からエントリーがあり、世界のトップ選手も多く参加する。
男子走高跳には東京五輪金メダリストのM.E.バルシム(カタール)と2月の世界室内選手権を制しているウ・サンヒョク(韓国)が出場を表明。2m30のベストを持つ葉柏延(台湾)も出場を予定するほか、日本からはブダペスト世界選手権8位の真野友博(九電工)がエントリーしており、大会屈指の好対決となりそうだ。
男子やり投にはパリ五輪で92m97を投げて金メダルを獲得したA.ナディーム(パキスタン)が登録。一方、東京五輪金のN.チョプラ(インド)は参加を見送った。
中国陸連は現時点で代表を発表していないが、パリ五輪でメダルを獲得している女子円盤投の馮彬、同砲丸投の宋佳媛のエントリーが主催者から公表されている。
トラックでは、昨年のAthletics Challenge Cupや八王子ロングディスタンスに出場し、今年3月には10000m27分00秒22をマークしたG.シン(インド)が、男子10000mに登録。日本勢の前に立ちはだかるだろう。
台湾からは日本の競技会でも活躍している楊俊瀚が男子200mに登録。また、仙台育英高(宮城)に留学生として在籍している簡子傑が男子5000mの代表に選ばれている。
アジア選手権は、世界陸連のワールドランキングコンペティション(World Rankings Competitions/WRk)の大会ランクで最上位から4番目(GL)。5月18日のセイコー・ゴールデングランプリ(A)より1つ上、日本選手権(B)よりも2つの上のランクにある。優勝すればエリアチャンピオンとして世界選手権の出場資格を手にするほか、上位入賞でも高ポイントが与えられ、世界選手権出場権獲得に向けたワールドランキングにも大きく関わる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.28
世界陸上・競歩日本代表が研修合宿 9月の東京に向け「暑熱対策と歩型対策の2つの柱」
2025.06.28
6度目世界陸上の岡田久美子 集大成の9月に向けて「疲労の回復にも取り組んでいく」
2025.06.28
競歩代表の山西利和「徐々に暑さに慣らしていく」9月の世界陸上へ「過程の積み重ね」で頂点へ
-
2025.06.27
-
2025.06.23
-
2025.06.22
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会