2025.05.06
KIPRUNは4月9日、上級ランナー向けのハイエンドシリーズ「KIPRUN 900」の新作モデルを発表した。
今回発表されたのは、「KD900X2」、「KD900X LD2」、「KD900X LD+」、「KD900X LAB」の4製品で、いずれもカーボンプレートを搭載し、前モデルから反発力と推進力、耐久性などが向上した。
「KD900X2」はフランスの大手化学企業であるArkema(アルケマ)と提携して誕生した、反発性能の高いフォームの「VFOAM Plus」を搭載。優れた反発力と推進力を実現した。アウトソールには高性能ポリウレタンを鋳造して作られたラバー素材が摩耗に強く、耐久性にも優れるという。
重量も195gと軽量化され、ハイエンドシリーズながら、初心者ランナーにも最適な一足となっている。
「KD900X LD2」はトップランナーからの意見も取り入れ、履き心地も改良されている。アウトソールのアーチは着地のたびに屈曲し、そのエネルギーが放出される際には弾むような感覚で走ることができるという。
このモデルも、「VFOAM Plus」が使用され、衝撃を吸収しながらエネルギーを増強し、最高のパフォーマンスを実現する。
「KD900X LD+」はマラソンなど、より長い距離に適したモデルとなっており、クッション性が重視されている。ゆったりとした履き心地を目指して作られたシューズはさまざまな足のかたちにも対応。ランニングのエネルギー効率も改善され、このシューズを使用したメリーヌ・ロラン(フランス)は23年に女子マラソンのフランス記録となる2時間24分12秒で駆け抜けている。
また、今後の発売が予定されている最上級モデルの「KD900X LAB」についての詳細も発表。最新テクノロジーを駆使し、カーボンプレートをソールに直接組み込むことに成功し、重さは167gとさらなる軽量化を実現させたという。一歩ごとの推進力も飛躍的に向上し、より高いパフォーマンスが期待できるとしている。
「KD900X LAB」を使用しているジミー・グレシエ(フランス)が、5kmロードで12分57秒の欧州記録を打ち立てるなど、その性能の高さが証明されている。
■製品情報
KIPRUN
「KD900X2」
品番(モデルコード): 8916156
価格:21,900円(税込)
質量:約195g
「KD900X LD2」
品番(モデルコード): 8931228
価格:19,900円(税込)
質量:約225g
「KD900X LD+」
品番(モデルコード): 8931231
価格:34,900円(税込)
質量:約219g
「KD900X LAB」
質量:約167g
【動画】KD900X LABのプロモーションムービー
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.16
28年・国スポの長野県開催が決定 30年は島根県開催で内定
2025.07.16
2029年日・韓・中ジュニア交流競技会の愛媛開催が決定! 2026年は佐賀で実施予定
-
2025.07.16
-
2025.07.16
-
2025.07.16
-
2025.07.16
-
2025.07.12
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.16
28年・国スポの長野県開催が決定 30年は島根県開催で内定
日本スポーツ協会は7月16日、都内で理事会を開き、2028年(令和10年)の第82回国民スポーツ大会(国スポ)の開催地を長野県とすることを決定した。また、2030年(令和12年)の第84回大会の開催地として島根県が内定し […]
2025.07.16
2029年日・韓・中ジュニア交流競技会の愛媛開催が決定! 2026年は佐賀で実施予定
日本スポーツ協会は7月16日に理事会を開き、2029年に開催される「第37回日・韓・中ジュニア交流競技会」の開催地が愛媛県に決定したと発表した。 同競技会は、東アジア諸国との青少年スポーツを促進し、相互理解を深め、競技力 […]
2025.07.16
湯浅仁が5000m13分39秒59の自己新で日本人トップ! 800m・塩見綾乃はサードベスト2分02秒60/ホクレンDC北見
7月16日、北海道北見市の北見市東陵公園陸上競技場でホクレンディスタンスチャレンジ第4戦・北見大会が行われ、男子5000mはA組の湯浅仁(トヨタ自動車)が自己新記録となる13分39秒59で日本人トップの11着だった。 レ […]
2025.07.16
荒井七海が1500m日本歴代3位の3分36秒58!自己ベストを3年ぶり0.05秒更新/ホクレンDC北見
7月15日、北海道北見市の北見市東陵公園陸上競技場でホクレンディスタンスチャレンジ第4戦・北見大会が行われ、男子1500mで荒井七海(Honda)が日本歴代3位の3分36秒58をマークして日本人トップの2位を占めた。トッ […]
2025.07.16
廣中璃梨佳が3000mで8分48秒90! 連戦でも日本歴代5位!/ホクレンDC北見
7月15日、北海道北見市の北見市東陵公園陸上競技場でホクレンディスタンスチャレンジ第4戦・北見大会が行われ、女子3000mA組では、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が8分48秒90の日本歴代5位となるタイムで、2位に入った […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会