HOME 国内

2025.04.28

三段跳・安立雄斗「シーズンの勢いをつけたい」地元広島でビッグジャンプ誓う/織田記念
三段跳・安立雄斗「シーズンの勢いをつけたい」地元広島でビッグジャンプ誓う/織田記念

織田記念の前日会見に臨んだ安立雄斗

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)

日本グランプリシリーズの織田記念を翌日に控え、前日会見が競技場内で行われ、地元・広島出身の男子三段跳の安立雄斗(福岡大院)が登壇した。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年の日本選手権で16m70の自己新を跳んで初優勝している安立。前回の織田記念も制しており、連覇が懸かる。

“日本陸上の父”で、三段跳で五輪日本人初金メダリストとなった織田幹雄の名を冠した同大会。安立も「小学生の頃から陸上をやってきてリレーでずっと出ていた大会。日本のトップ選手を見てあこがれを抱きました。山縣(亮太)選手、木村(文子)選手、高山(峻野)選手、福部(真子)選手のようになりたいと思っています。ダイナミックな跳躍を見てほしいです」と語る。

過去3人しかいない17mジャンパーに最も近い存在となった安立は、「(去年の日本選手権は)まだまだ伸びる部分があった。ホップ・ステップからの減速やジャンプの低さがあったので冬は重点的にやってきました」。17m超えに向けて、技術面だけでなく、ウエイトトレーニングの質・量にこだわってきたという。

前日には神奈川・平塚の日本学生個人選手権に出場して16m30(+1.1)で優勝。「記録は満足いかなかったですが、冬季やってきたことがつながってきた跳躍が何本かありました」。広島に移動して中1日での試合だが、「この感覚があるうちに、慣れた競技場でやれるのはいいこと」とハードスケジュールも問題なしを強調する。

広告の下にコンテンツが続きます

今季の目標は東京世界選手権出場。明日に向けて「まずは1位を取ること。シーズンの勢いをつけたい。16m50以上、できれば後半をコンスタントに出したいです。17mに近い記録を出すことができれば。地元ということもありますが、気負わずに自分の試合をすれば結果がついてくる」と力を込めた。

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念を翌日に控え、前日会見が競技場内で行われ、地元・広島出身の男子三段跳の安立雄斗(福岡大院)が登壇した。 昨年の日本選手権で16m70の自己新を跳んで初優勝している安立。前回の織田記念も制しており、連覇が懸かる。 “日本陸上の父”で、三段跳で五輪日本人初金メダリストとなった織田幹雄の名を冠した同大会。安立も「小学生の頃から陸上をやってきてリレーでずっと出ていた大会。日本のトップ選手を見てあこがれを抱きました。山縣(亮太)選手、木村(文子)選手、高山(峻野)選手、福部(真子)選手のようになりたいと思っています。ダイナミックな跳躍を見てほしいです」と語る。 過去3人しかいない17mジャンパーに最も近い存在となった安立は、「(去年の日本選手権は)まだまだ伸びる部分があった。ホップ・ステップからの減速やジャンプの低さがあったので冬は重点的にやってきました」。17m超えに向けて、技術面だけでなく、ウエイトトレーニングの質・量にこだわってきたという。 前日には神奈川・平塚の日本学生個人選手権に出場して16m30(+1.1)で優勝。「記録は満足いかなかったですが、冬季やってきたことがつながってきた跳躍が何本かありました」。広島に移動して中1日での試合だが、「この感覚があるうちに、慣れた競技場でやれるのはいいこと」とハードスケジュールも問題なしを強調する。 今季の目標は東京世界選手権出場。明日に向けて「まずは1位を取ること。シーズンの勢いをつけたい。16m50以上、できれば後半をコンスタントに出したいです。17mに近い記録を出すことができれば。地元ということもありますが、気負わずに自分の試合をすれば結果がついてくる」と力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.06

男子10000mはクルガト、キプクルイ、キプランガットがトップ3 女子5000mはコモディイイダ所属アキドルが3番手に食い込む/世界陸上ケニア選考会

7月5日、米国オレゴン州ユージンで、ダイヤモンドリーグ(DL)第9戦の第50回プレフォンテーン・クラシックが行われた。同大会の男子10000mと女子5000mはケニアの東京世界選手権の選考会に指定されており、男子1000 […]

NEWS 竹井祐貴が2時間7分33秒の自己新&大会新V 太田蒼生は2時間8分31秒の2位 3位の竹内竜真もベスト 上位は日本勢独占/ゴールドコーストマラソン

2025.07.06

竹井祐貴が2時間7分33秒の自己新&大会新V 太田蒼生は2時間8分31秒の2位 3位の竹内竜真もベスト 上位は日本勢独占/ゴールドコーストマラソン

7月6日、豪州でゴールドコーストマラソンが行われ、男子は竹井祐貴(JR東日本)が2時間7分33秒の大会新記録で優勝した。 レースには今年も日本から多くのランナーが参加。5kmごとのラップが15分00秒前後で推移し、20k […]

NEWS 【高平慎士の視点】レースの巧みさ感じた桐生祥秀「物語」は新たなステージへ キャリア誇る選手がいるうちに、次の9秒台選手の台頭を/日本選手権

2025.07.06

【高平慎士の視点】レースの巧みさ感じた桐生祥秀「物語」は新たなステージへ キャリア誇る選手がいるうちに、次の9秒台選手の台頭を/日本選手権

7月5日に行われた第109回日本選手権2日目の男子100m決勝。桐生祥秀(日本生命)が10秒23(+0.4)で5年ぶり3度目の優勝を飾った。。2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの高平慎士さん(富士通一般 […]

NEWS 女子初の14分切り!! チェベトが5000m13分58秒06!「本当に幸せ」1500mキピエゴンも3分48秒68の世界新!/DLユージン

2025.07.06

女子初の14分切り!! チェベトが5000m13分58秒06!「本当に幸せ」1500mキピエゴンも3分48秒68の世界新!/DLユージン

7月5日、米国オレゴン州ユージンで、ダイヤモンドリーグ(DL)第9戦の第50回プレフォンテーン・クラシックが行われ、女子5000mでB.チェベト(ケニア)が13分58秒06の世界新記録で優勝した。これまでの世界記録はG. […]

NEWS 男子三段跳は山下航平が6年ぶりの王座奪還 開催国枠設定記録に到達の16m67で世界陸上出場に望み/日本選手権

2025.07.06

男子三段跳は山下航平が6年ぶりの王座奪還 開催国枠設定記録に到達の16m67で世界陸上出場に望み/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子三段跳は16年リオ五輪代表の山下航平(ANA)が16m67(+0.4)を跳び、19年以来6年ぶ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top