HOME 国内、大学

2025.04.26

乙津美月が女子走幅跳6m33で逆転V!! 男子110mH阿部竜希は東京世界陸上標準突破/日本学生個人
乙津美月が女子走幅跳6m33で逆転V!! 男子110mH阿部竜希は東京世界陸上標準突破/日本学生個人

日本学生個人選手権女子走幅跳で優勝した乙津美月(日女体大)

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目

ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、女子走幅跳は乙津美月(日女体大)が6m33(+1.6)で逆転優勝した。

6m12の記録でトップ8に残り、迎えた6回目だった。乙津は「4年生で最後の個人選手権を楽しもうと思って。応援してくれた人たちもいたので、それを力に楽しんで行こうと思いました」と気持ちを高めていた。

広告の下にコンテンツが続きます

助走が安定し、踏み切りも「ハマった感じがしました」。着地も「いつもと違った感じがしたので行ったかなと思いました」と、測定結果を聞いて歓喜する。直後に木村美海(四国大院)が1cm差まで迫る薄氷の勝利だった。

自己記録で目標の6m30台に乗せた。学生で初の全国優勝を果たし、次なる目標は「関東インカレと日本インカレで優勝することです」と語気を強めていた。

1cm差の2位に泣いた木村は昨年9月の日本インカレ前の練習の着地で負傷し、左膝の手術を経験した。「跳躍練習でき始めてのこの記録は悪くなかったです」と言いつつも、悔し涙が止まらなかった。

このほか、男子110mハードル準決勝では阿部竜希(順大)が13秒26(+0.7)で、東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)をクリア。男子100m準決勝ではパリ五輪4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が10秒09(+1.8)、女子100mハードルでは本田怜(順大)が自身の学生記録に0.01秒に迫る13.08(+0.4)を出した。いずれも決勝は26日に行われる。

男子1500mは前田陽向(環太平洋大)が4分03秒64、女子1500mは太田垣楓華(園田学園大)が4分19秒26の大会新記録でともに優勝。男子棒高跳は原口厚志(東大阪大)が5m50で初優勝し、女子砲丸投は奥山琴未(岡山商科大)が学生歴代10位の15m62をプットしている。

学生個人選手権開催ではない代表選考レースとなった10000mは、男子は伊藤蒼唯(駒大)が28分53秒75、女子は前田彩花(関大)が33分10秒60でともに1着となっている。

◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目 ワールドユニバーシティゲームズ代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権が行われ、女子走幅跳は乙津美月(日女体大)が6m33(+1.6)で逆転優勝した。 6m12の記録でトップ8に残り、迎えた6回目だった。乙津は「4年生で最後の個人選手権を楽しもうと思って。応援してくれた人たちもいたので、それを力に楽しんで行こうと思いました」と気持ちを高めていた。 助走が安定し、踏み切りも「ハマった感じがしました」。着地も「いつもと違った感じがしたので行ったかなと思いました」と、測定結果を聞いて歓喜する。直後に木村美海(四国大院)が1cm差まで迫る薄氷の勝利だった。 自己記録で目標の6m30台に乗せた。学生で初の全国優勝を果たし、次なる目標は「関東インカレと日本インカレで優勝することです」と語気を強めていた。 1cm差の2位に泣いた木村は昨年9月の日本インカレ前の練習の着地で負傷し、左膝の手術を経験した。「跳躍練習でき始めてのこの記録は悪くなかったです」と言いつつも、悔し涙が止まらなかった。 このほか、男子110mハードル準決勝では阿部竜希(順大)が13秒26(+0.7)で、東京世界選手権の参加標準記録(13秒27)をクリア。男子100m準決勝ではパリ五輪4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が10秒09(+1.8)、女子100mハードルでは本田怜(順大)が自身の学生記録に0.01秒に迫る13.08(+0.4)を出した。いずれも決勝は26日に行われる。 男子1500mは前田陽向(環太平洋大)が4分03秒64、女子1500mは太田垣楓華(園田学園大)が4分19秒26の大会新記録でともに優勝。男子棒高跳は原口厚志(東大阪大)が5m50で初優勝し、女子砲丸投は奥山琴未(岡山商科大)が学生歴代10位の15m62をプットしている。 学生個人選手権開催ではない代表選考レースとなった10000mは、男子は伊藤蒼唯(駒大)が28分53秒75、女子は前田彩花(関大)が33分10秒60でともに1着となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top