2025.04.01
パナソニックは4月1日、女子長距離で、日体大卒の齋藤みう、大阪学大卒の依田来巳、白鵬女高卒の勝呂遥香の3選手が入社したと発表した。
静岡県出身の齋藤は大学時代、3000m障害で2022年、2024年と日本インカレを制覇。昨年の日本選手権では2位を占めている。また、3月29日の日体大長距離競技会では自己ベスト4秒以上更新する9分41秒57をマーク。日本歴代6位、学生歴代2位の好記録を出し、今季の活躍も注目される。
また、駅伝でも昨年12月の富士山女子駅伝2区で区間賞を獲得した。齋藤は「3000m障害でのオリンピック出場を目指し、日々練習に励んでいます。夢を追い続けられることに感謝しながら、成長していきます」とコメントしている。
依田はチームのエースとして10月の全日本大学女子駅伝では、5区(9.2km)で区間6位、富士山女子駅伝では5区(10.5km)区間7位といずれも最長区間を担当。チームは全日本で6位、富士山女子で7位と入賞に貢献した。「目標はクイーンズ駅伝で優勝することと、その優勝に選手として貢献することです」と意気込んでいる。
勝呂は昨年のインターハイ3000mで10位。高校駅伝ではエースとして1区(14位)を務めた。また、今年の全国都道府県対抗駅伝では神奈川の2区を務め、区間5位と好走している。勝呂も「憧れのユニフォームを着て、クイーンズ駅伝を走り優勝することです」と全日本実業団対抗女子駅伝優勝を目指している。
安養寺俊隆監督は同日、「昨年のクイーンズ駅伝は2年連続ベスト3にはわずかに届かず悔しい思いをしました。昨年以上にしっかりと熱量を上げて取り組んでいきます。母国開催の国際大会に出場できるように、まずは5月に開催されるアジア陸上選手権大会出場に向けて春先から猛ダッシュを掛けていきます。フレッシュな新人選手も3人加わりました。“より明るく、元気あふれるチーム”作りにも励んでいきます。」とコメントした。
新入部員を報告するパナソニックのSNS
トピックスを更新しました🏃♀️
— パナソニック女子陸上競技部 (@Panasonic_angel) April 1, 2025
2025年度 新年度部員のお知らせhttps://t.co/NL0YvPof7t#依田来巳 #齋藤みう #勝呂遥香 #パナソニックエンジェルス #パナソニック女子陸上競技部 #横浜から世界へ
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.01
-
2025.07.04
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
走幅跳・髙良彩花が5年ぶりV!!「とにかくうれしい」ライバル・木村に1cm差の逆転/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子走幅跳は髙良彩花(JAL)が5年ぶりに女王の座に返り咲いた。 広告の下にコンテンツが続きます […]
2025.07.05
100mVの桐生祥秀「陸上をして初めてうれし泣き」東京世界陸上代表入りへ「タイムとランキング上げたい」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100m決勝は桐生祥秀(日本生命)が10秒23(+0.4)で5年ぶり3回目の優勝を遂げた。 広 […]
2025.07.05
100mH・福部真子が準決勝1組1着で大会タイ12秒75 「ビックリです」 2着通過の寺田明日香「楽しみたい」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子100mハードル準決勝1組(±0)で福部真子(日本建設工業)は12秒75の大会タイ記録で1着、 […]
2025.07.05
800m・落合晃は1分45秒93でV2 世界陸上参加標準には届かず「期待に応える結果出せなかった」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、注目の男子800mはスタート直後から果敢に先頭に立った前回覇者・落合晃(駒大)がそのまま逃げ切り、 […]
2025.07.05
井戸アビゲイル風果が女子100m初優勝! 11秒45で中学3年以来の100mタイトル獲得/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子100mは井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が11秒45(-0.1)で大会初優勝を飾った。 広告の […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会