HOME 国内

2025.04.01

DeNAがチーム体制を変更 中距離の薄田健太郎は「CREATE THE FUTURE」の枠組みでサポートへ
DeNAがチーム体制を変更 中距離の薄田健太郎は「CREATE THE FUTURE」の枠組みでサポートへ

24年静岡国際に出場した薄田健太郎

4月1日、DeNAはこれまで陸上部として活動してきた「DeNAアスレティックスエリート」のサポート体制を変更し、新たに「CREATE THE FUTURE(クリエイト ザ フューチャー)」という枠組みで活動することを発表した。

DeNAは、2013年に廃部となったエスビー食品の選手たちを受け継ぐかたちで「DeNA Running Club」を発足。16年からはジュニア世代の育成を目指したアカデミーを設立するなど、総合クラブとして活動してきた。

16年のニューイヤー駅伝では5位入賞を果たすなど結果を残していたが、18年に駅伝から撤退。21年4月から「DeNAアスレティックスエリート」と名称を変更し、館澤亨次だけが活動を続けていた。

昨年からは筑波大大学院卒の薄田健太郎が新加入していたものの、今年3月に館澤がSGホールディングスへ移籍。チームはアスレティックスエリートの活動を終了させ、スポーツ産業の発展に向けて挑戦するアスリートや取り組みを幅広く支援する可能性を鑑みて、新たな枠組みをつくることになったと説明している。

薄田は今後、DeNA SPORTS GROUPの「CREATE THE FUTURE」のサポートを受けて競技を続行。また、これまでアスレティックスエリートのアドバイザーを務めていた瀬古利彦氏は、DeNAフェローとして活動していくという。

4月1日、DeNAはこれまで陸上部として活動してきた「DeNAアスレティックスエリート」のサポート体制を変更し、新たに「CREATE THE FUTURE(クリエイト ザ フューチャー)」という枠組みで活動することを発表した。 DeNAは、2013年に廃部となったエスビー食品の選手たちを受け継ぐかたちで「DeNA Running Club」を発足。16年からはジュニア世代の育成を目指したアカデミーを設立するなど、総合クラブとして活動してきた。 16年のニューイヤー駅伝では5位入賞を果たすなど結果を残していたが、18年に駅伝から撤退。21年4月から「DeNAアスレティックスエリート」と名称を変更し、館澤亨次だけが活動を続けていた。 昨年からは筑波大大学院卒の薄田健太郎が新加入していたものの、今年3月に館澤がSGホールディングスへ移籍。チームはアスレティックスエリートの活動を終了させ、スポーツ産業の発展に向けて挑戦するアスリートや取り組みを幅広く支援する可能性を鑑みて、新たな枠組みをつくることになったと説明している。 薄田は今後、DeNA SPORTS GROUPの「CREATE THE FUTURE」のサポートを受けて競技を続行。また、これまでアスレティックスエリートのアドバイザーを務めていた瀬古利彦氏は、DeNAフェローとして活動していくという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top