HOME 国内

2025.02.09

市山翼が日本歴代8位の1時間0分22秒でV!2位・伊藤達彦も同11位の好記録/全日本実業団ハーフ
市山翼が日本歴代8位の1時間0分22秒でV!2位・伊藤達彦も同11位の好記録/全日本実業団ハーフ

25年全日本実業団ハーフを制した市山翼(サンベルクス)

第53回全日本実業団ハーフマラソンが2月9日、山口・維新みらいふスタジアム発着のコースで行われ、男子は市山翼(サンベルクス)が1時間0分22秒(速報値)で優勝した。この記録は日本歴代8位にランクインする。これまでのベストは昨年の丸亀ハーフで出した1時間1分11秒だった。

集団のまま5kmを14分36秒で通過。10kmはシャドラック・キプチルチル(中電工)がペースを作り、西澤侑真(トヨタ紡織)、伊藤達彦(Honda)らが続き、市山も1秒差でつく。その後は西澤が引っ張り、伊藤、市山らが2番手集団。15kmは西澤が42分59秒で通過したが、ラストは力強く抜け出した市山が制した。

市山は中央学大出身。19年に卒業してからは、埼玉医大グループ、小森コーポレーションを経て、23年4月にサンベルクスに移籍した。その間、21年のびわ湖毎日マラソンでは2時間7分41秒をマークしている。23年2月の別府大分毎日マラソンでは2時間7分44秒で日本人最上位の3位。パリ五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)にも出場して13位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

2位の伊藤も1時間0分27秒の好記録で、これは日本歴代11位。レースを牽引した西澤が1時間0分29秒で3位だった。

第53回全日本実業団ハーフマラソンが2月9日、山口・維新みらいふスタジアム発着のコースで行われ、男子は市山翼(サンベルクス)が1時間0分22秒(速報値)で優勝した。この記録は日本歴代8位にランクインする。これまでのベストは昨年の丸亀ハーフで出した1時間1分11秒だった。 集団のまま5kmを14分36秒で通過。10kmはシャドラック・キプチルチル(中電工)がペースを作り、西澤侑真(トヨタ紡織)、伊藤達彦(Honda)らが続き、市山も1秒差でつく。その後は西澤が引っ張り、伊藤、市山らが2番手集団。15kmは西澤が42分59秒で通過したが、ラストは力強く抜け出した市山が制した。 市山は中央学大出身。19年に卒業してからは、埼玉医大グループ、小森コーポレーションを経て、23年4月にサンベルクスに移籍した。その間、21年のびわ湖毎日マラソンでは2時間7分41秒をマークしている。23年2月の別府大分毎日マラソンでは2時間7分44秒で日本人最上位の3位。パリ五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)にも出場して13位だった。 2位の伊藤も1時間0分27秒の好記録で、これは日本歴代11位。レースを牽引した西澤が1時間0分29秒で3位だった。

男子ハーフマラソン日本歴代10傑をチェック!

■男子ハーフマラソン日本歴代10傑 59.27 太田智樹(トヨタ自動車) 2025. 2. 2 59.30 篠原倖太朗(駒大4+)  2025. 2. 2 1.00.00 小椋裕介(ヤクルト)  2020. 2. 2 1.00.06 藤本拓(トヨタ自動車) 2020. 2. 2 1.00.06 工藤慎作(早大2+)   2025. 2. 2 1.00.17 設楽悠太(Honda)   2017. 9.16 1.00.19 市田孝(旭化成)    2021. 2.14 1.00.22 市山翼(サンベルクス) 2025.2.9 1.00.25 佐藤敦之(中国電力)  2007.10.14 1.00.26 馬場賢人(立大3+)   2025. 2. 2

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top