2025.02.07
スウェーデン発のランニングブランド「CRAFT」の日本初上陸に際し、日本の総代理店を担う株式会社エスキュービズム(代表取締役社長:藪崎敬祐)は2月7日、新製品のお披露目発表会を開催した。
新しいテクノロジーが次々に生み出されているランニングシューズ業界で現在話題になっている新興メーカーはHOKA、Onだが、CRAFTはそれに続く世界的なブランドとして注目されている。1977年に設立されたCRAFTは、ランニング、サイクリング、クロスカントリースキーなど、北欧ならではの厳しい自然と向き合うアクティビティ向けの高性能ウエアやシューズなどを提供し、その技術を高めてきたスポーツメーカー。
機能性の高さからあらゆる国々で受け入れられ、フランス・ドイツ・イタリアなどのヨーロッパ、アメリカ・カナダなどの北米、台湾・シンガポールなどのアジアで展開してきたが、このたびエスキュービズムにより日本にCRAFTが登場することとなった。
CRAFTのランニングシューズには「Road」「Road-To-Trail」「Trail」の各モデルがラインナップされているが、日本での発売が始まったのは「Road」4品番と「Road-To-Trail」2品番。
Road用はマラソンSub2.5ランナー向けの比類なき性能を誇る最先端スーパーレーシングシューズ「Kype Rro(税抜52,000円)」、Sub3~3.5ランナー向けのカーボンプレート搭載レーシングシューズ「Nordlite Speed(税抜32,000円)」、ウルトララン向けのEndurance 2(税抜24,000円)、日々のランニングに最適なオールラウンドモデル「Pacer(税抜19,000円」。Road-To-Trail用は、トレイルレースに必要なグリップ力、クッション性、反発性のすべてを揃えた「Xplor(税抜21,000円)」、長距離トレイル対応モデル「Nordlite Ultra 2(税抜26,000円)」。
欧米ではウルトラマラソン、トレイルランのプロ選手と契約するなどその部門で実績を残しているCRAFTだが、マーケットが巨大なロード部門にも年々力を入れており、駅伝、マラソンを中心に独特のランニング文化がある日本に待望の進出となった。
「5年後ぐらいには箱根駅伝にCRAFTを履いてくれるランナーが出てきてほしい」
2006年に設立されたエスキュービズムはさまざまな業種のEコマース(Web販売)をサポートする事業で大きな収益を挙げているIT系企業だが、同社に元スポーツメーカー勤務の社員がおり、スポーツ界との接点ができたという。
藪崎社長は「CRAFTもEコマースを大事にしているので弊社の実績を評価してくださってこのようなご縁となったが、ランニングシューズは実際に試していただかないと製品の良さをわかっていただけないと思うので、タッチポイントを増やすため、スポーツ用品量販店などでのリアル販売にも力を入れていきたい。(日本で発売する6品番の中では)まずはオールラウンドモデルの『Pacer』あたりからCRAFTのまったく新感覚の疾走感を味わっていただきたい」と話し、「5年後ぐらいには箱根駅伝でCRAFTのエリートモデルを履いて走ってくれるランナーが出てくるようになってほしい」と願っていた。
「5年後ぐらいには箱根駅伝にCRAFTを履いてくれるランナーが出てきてほしい」
2006年に設立されたエスキュービズムはさまざまな業種のEコマース(Web販売)をサポートする事業で大きな収益を挙げているIT系企業だが、同社に元スポーツメーカー勤務の社員がおり、スポーツ界との接点ができたという。 藪崎社長は「CRAFTもEコマースを大事にしているので弊社の実績を評価してくださってこのようなご縁となったが、ランニングシューズは実際に試していただかないと製品の良さをわかっていただけないと思うので、タッチポイントを増やすため、スポーツ用品量販店などでのリアル販売にも力を入れていきたい。(日本で発売する6品番の中では)まずはオールラウンドモデルの『Pacer』あたりからCRAFTのまったく新感覚の疾走感を味わっていただきたい」と話し、「5年後ぐらいには箱根駅伝でCRAFTのエリートモデルを履いて走ってくれるランナーが出てくるようになってほしい」と願っていた。 [caption id="attachment_161336" align="alignnone" width="800"]
 スーパーレーシングシューズ「Kype Pro」は最先端カーボンプレートの反発性と軽さ(198g/27cm)が持ち味だ[/caption]                RECOMMENDED おすすめの記事
                Ranking 
                人気記事ランキング
            
        2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.11.03
 
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
- 
                            
2025.11.02
 - 
                            
2025.10.18
 
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
- 
                            
2022.05.18
 - 
                            
2023.04.01
 - 
                            
2022.12.20
 - 
                            
2023.06.17
 - 
                            
2022.12.27
 - 
                            
2021.12.28
 
Latest articles 最新の記事
2025.11.04
美濃加茂が初の男女V 男子は2区で首位奪い悲願の都大路 女子は1区から独走で6連覇/岐阜県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた岐阜県高校駅伝が11月2日、山県市の四国山香りの森公園付近特設コースにて行われ、男女ともに美濃加茂が優勝を飾った。男子(7区間42km)は2時間3分38秒で初制覇。女子(5区間21.0975k […]
2025.11.04
2026年ダイヤモンドリーグ 各大会の実施種目が決定!女子やり投はパリ、モナコ、ローザンヌなど6試合
11月4日、世界陸連は26年に開催されるダイヤモンドリーグ(DL)の各大会で実施する種目を発表した。 DLは世界最高峰の陸上シリーズとして年間15試合を開催。男女32種目が行われ、第1戦から第14戦まで各種目が4~8回実 […]
2025.11.04
アシックスが駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack」を発売
アシックスジャパンは、日本で100年以上の歴史をもつ駅伝にリスペクトを込め、選手たちを鼓舞するランニングシューズコレクション「EKIDEN Pack(エキデンパック)」9品番を、11月6日からアシックスオンライン、アシッ […]
2025.11.04
ロジスティード初制覇!前回優勝GMOが2位、初陣M&Aが初ニューイヤー、コニカミノルタら全日本復活3チーム/東日本実業団駅伝
◇第66回東日本実業団対抗駅伝(11月3日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園競技場及び公園内特設周回コース:7区間74.6km) 第66回東日本実業団対抗駅伝が行われ、東日本枠「12」と第70回記念枠「1」(13位以下で最上位 […]
2025.11.04
“走る伝説”キプチョゲが第一線退く マラソン2時間切り、五輪2連覇 マラソン界の常識を変えた鉄人
11月2日、米国でニューヨークシティマラソンに出場したエリウド・キプチョゲ(ケニア)が、フィニッシュ後、今後はエリートレースには参加せず、新たなプロジェクト「エリウド・キプチョゲ・ワールドツアー」を始めることを発表した。 […]
                Latest Issue 
                最新号
            
        
            2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望