2024.11.19
9月から開催されてきた第32回全国中学校駅伝(12月15日)の都道府県予選が11月17日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。
男子では各予選で混戦となり、連続出場は8チームと前回大会での18チームから大幅に減少した。それでも、前回優勝の京山(岡山)と同2位の国府(山口)はそろって県大会を突破。ともに4年連続4回目の全国に駒を進めている。全国優勝経験のある櫛形(山梨)も4年連続となり、出場回数は男子で最多の14回目となった。
このほか、前回7位の高田(大分)や9位の松橋(熊本)といった九州の強豪も連続出場を決めている。
久しぶりの全国出場を決めた学校も多く、貞光(徳島)は28年ぶり、白浜(和歌山)は27年ぶり、土庄(香川)は25年ぶりと四半世紀以上のブランクを乗り越えての県大会制覇。3年前の全国大会優勝の桂(京都)は2年ぶりに琵琶湖畔に戻って来る。
部活動の地域移行などが進むなか、全中駅伝では前回大会からクラブチームの出場が解禁されており、今回はMUTSUKATSU陸上クラブ(青森)、ISジュニア(長野)、KJAC(岐阜)が初めての全国の舞台に登場。また、宮之城(鹿児島)は県大会を34年ぶりに制したが、当時は全国大会が開催されておらず、今回が初の全中駅伝となる。
第32回全国中学校駅伝は12月15日、滋賀県野洲市、湖南市と竜王町にまたがる希望が丘文化公園特設コース(男子:6区間18km)で行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.09
やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」
-
2025.11.09
-
2025.11.08
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.09
女子七種競技・本多七が5414点! 自己記録80点更新し、U20歴代&高校歴代2位/エブリバディ・デカスロン
11月8日、9日の両日、愛知県の美浜町運動公園陸上競技場で第30回エブリバディ・デカスロン in 愛知が開催され、女子七種競技で本多七(園田学園高3兵庫)が5414点の高校歴代2位となる好記録で優勝を飾った。 昨年、今年 […]
2025.11.09
ニューイヤー駅伝出場チームが決定! 3チームが記念大会枠獲得で40チーム 旭化成は40年連続の節目 MABPが初全国
来年元日の第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁発着)の出場チームが、11月9日の中部・北陸、関西、中国地区予選の終了をもって出そろった。 ニューイヤー駅伝の出場枠は例年37チームだが、今回は70回の記 […]
2025.11.09
やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」
男子やり投で今季限りでの引退を表明している新井涼平(スズキ)が11月8日、母校・国士舘大の記録会に出場して競技生活に別れを告げた。 1991年6月23日生まれの34歳。埼玉県長瀞町出身で、小学校時代はソフトボール部、中学 […]
2025.11.09
中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝
◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km) 第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。 中国電力は1区 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望