◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目
日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に行われた男子やり投は、鈴木凜(九州共立大)が学生歴代8位の79m00を投げて優勝した。
鈴木は1回目から自己新となるビッグスロー。「助走の全体的な流れが良くて、保持走からクロスステップへのつながりを意識した」と、日本インカレ(72m40で3位)から技術を修正したという。
「今日は朝から調子も良くて70m、80mのラインが近く見えたので、もうちょっと行きたかった」。2回目以降は「記録を狙った」が、やや力みも出て伸ばすことはできなかったが、シニア勢含めてのタイトルに笑みがこぼれる。
中学時代は中長距離をしていたという変わり種。山梨学院高でやり投をはじめ、高2でインターハイ2位、3年時には72m16まで記録を伸ばした。昨年はワールドユニバーシティゲームズで4位となり、日本インカレは78m71の自己新で優勝している。
今季は「序盤は調子が良かった」と言うように3月に78m50をスロー。しかし、「夏に少し肩を痛めた」とコンディションにも悩まされただけに、「終盤で盛り返せた」とほっと胸をなで下ろした。
来年の東京世界選手権がターゲット。そのためには5月のアジア選手権代表入りが重要で、「一発を狙うのも大事なのですが、まずは80mのラインで安定させたい。しっかりポイントを重ねて(アジア選手権の)代表になれるように頑張ります」と力強く語った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.10.14
-
2024.10.14
-
2024.10.14
-
2024.10.14
-
2024.10.14
2024.10.11
トレーニングからレースまで使用できる新作シューズ「ナイキ ズーム フライ 6」が登場!
2024.10.13
北口榛花 パティシエ父からの“金メダルタルト”は「自分好みの味!95点!」
-
2024.10.12
-
2024.10.13
2024.09.17
2024全国高校駅伝代表校一覧
2024.09.19
アシックスから安定性と快適性を追求したランニングシューズ「GT-2000 13」が登場!
-
2024.10.11
-
2024.10.05
-
2024.09.28
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.10.15
成年男子100mは大上直紀が10秒22でV!! 山本匠真を0.02秒抑える 「会心のレースだった」 /佐賀国スポ
◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)4日目 佐賀国民スポーツ大会の4日目が行われ、成年男子100mは大上直起(青森・ASUNARO)が10秒22(+0.3)で優 […]
2024.10.15
エース佐藤を欠いた駒大は2位 3連覇逃すも新戦力台頭に光明 「今後に向けて大きな弾み」/出雲駅伝
◇第36回出雲駅伝(10月9日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 出雲駅伝を2連覇中の駒大は、エース格の佐藤圭汰(3年)をケガで欠く布陣で出雲路に臨んだ。過去2大会は2区に配 […]
2024.10.15
「勝ちに来た」レースを制した國學院大 流れをつかみ、エースの力で優勝たぐり寄せる/出雲駅伝
◇第36回出雲駅伝(10月9日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 2024年度の学生三大駅伝の開幕戦となった第36回出雲駅伝は、國學院大學がアンカー勝負を制し、5年ぶりに優勝 […]
2024.10.14
「もうひとつの出雲駅伝」 駒大・谷中晴が自己新で1着! 大学初レースで13分台突入/出雲市陸協記録会
第4回出雲市陸協記録会が10月14日に浜山公園陸上競技場行われた。この記録会は出雲駅伝への出場が叶わなかった補員選手たちが走り、「もうひとつの出雲駅伝」として開催されている。 5000m2組には関東の大学を中心に20人が […]
2024.10.14
25年全米選手権は7月31日~8月3日の4日間で実施 5年連続でオレゴン開催に 全米学生選手権は6月11日から14日
2025年の全米選手権が7月31日から8月3日にオレゴン州ユージンのヘイワードフィールドで開催されることが発表された。ヘイワードフィールドでの実施は5年連続となる。この大会で同年9月13日から21日の東京世界選手権の米国 […]
Latest Issue 最新号
2024年11月号 (10月11日発売)
●ベルリンマラソン
●DLファイナル
●インカレ、実業団
●箱根駅伝予選会展望