2024.09.29
◇Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(9月28、29日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目
日本グランプリシリーズG1のアスレチックスチャレンジカップの2日目に男子400mハードルが行われ、井之上駿太(法大)が48秒98をマークして優勝した。
1週間前の日本インカレ準決勝で48秒46と東京世界選手権の参加標準記録を突破。しかし、決勝は「後半並ばれて硬くなってしまいました。勝負に負けた」と2位に敗れていた。
このレースは「意識している」というパリ五輪代表の小川大輝(東洋大)をはじめ、「レベルの高いシニアもいる中で、コンディションも良かったので記録も狙って勝ちたかった」と言う。優勝には「素直にうれしい」としつつも「タイムは欲を言えばもう一回、参加標準記録(48秒50)を切りたかった」と悔しがった。
標準を突破していることで、来季に向けて「まずは冬季をケガなく積んで、4月のシーズンから国内グランプリやアジア選手権などを経て日本選手権を勝って世界選手権に行きたい」と思い描く。
2年前のこの大会で当時のベストとなる49秒77をマーク。「まさかここまでなれるなんて」と笑うヨンパーの新たなホープは、来年、日の丸を背負うために充実の冬を過ごす構えだ。
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