東京世界選手権開幕まであと1年となった9月13日、東京都は「東京2025世界陸上 1 Year To Go!」を東京・文京区の東京ドームシティ ラクーアガーデンで開催した。
大会1年前を記念したセレモニーでは、東京都の潮田勉副知事が「200の国と地域から2000人のアスリートが参加する世界最高峰の大会。ぜひ、国立競技場に足を運んでいただき、満員のスタンドで応援してほしい」とあいさつ。東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長も「今、日本の陸上は多くの種目で活躍できている。満員のスタジアムの中で最高のパフォーマンスを」と期待を寄せた。
スポーツ庁の室伏広治長官は、男子ハンマー投で自身も世界選手権に6度出場し、金、銀、銅のメダルをすべて保持している。「何度も出場した世界陸上が、また東京にやってくることは喜ばしい限り。東京五輪のレガシーを継承、発展させる観点からも意義深い」と話す。
また、世界陸連のセバスチャン・コー会長が動画でメッセージを送り、「東京五輪では、みなさんとともに大会の盛り上がりを共有することができなかった。会えることを楽しみにしています」。また、1991年以来2度目の開催であることに触れ、「91年は素晴らしいものだった。それに匹敵する、あるいは超える大会になることを楽しみにしている」と続けた。
パリ五輪男子400m代表の佐藤拳太郎(富士通)、女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)、デフリンピック2大会連続出場中の岡田海緒、2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストで東京2025デフリンピック応援アンバサダーの朝原宣治氏も出席し、セレモニーの後にトークショーが行われた。
世界陸上に対して、佐藤は「世界中の選手が自身のパフォーマンスを発揮する世界最高峰の大会」と言えば、寺田は初出要だった09年ベルリン大会で、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が男子100mで9秒58の世界新記録を樹立した際に「スタジアム全体が歓声で揺れた」というエピソードを披露。「そういうところでまた走りたいと思った」と、当時の思いを明かした。
岡田は「(世界陸上の)チケットを買った」そうで、「デフリンピックも東京で開催されるので、ぜひ来てほしい」と続けた。
朝原氏は、自身最後の世界選手権が07年の大阪大会。100mは準決勝に進出し、4×100mリレーでは5位入賞を果たしている。「地元ということもあって、普段は集中して周りの音をシャットアウトしているが、すべての声を聞いて力にしようと思った」と言う。
そして、全員が声をそろえたのが、「国立競技場を満員に」。今日17時から観戦チケットの追加販売も発表されるなど、大会に向けて機運は確実に高まっている。
同イベントは今日、明日の2日間実施。大会は9月13日~21日の9日間、東京・国立競技場で開催される。
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