2024.08.30
◇Athlete Night Games in FUKUI 2024(8月30日/福井・9.98スタジアム)
日本グランプリシリーズG2のAthlete Night Games in FUKUI 2024が行われ、男子100mは小池祐貴(住友電工)が10秒30(-2.3)で優勝した。
2週間前に10秒14(+2.1)を出していた110mハードル日本記録保持者の泉谷駿介(住友電工)は、予選を10秒30(±0)と自己新で2着となり決勝に進出。小池、桐生祥秀(日本生命)らとともにスタートラインに並び、10秒47の6位だった。
「シンプルに2本走れて楽しかったです」と笑顔を見せる泉谷。10秒14の感触は「残っていました」と言うが、「北麓のように力まないで走れれば良かったのですが、難しかったです」とさすがに力が入ったようだ。
パリ五輪の110mハードルは悔しい準決勝敗退。そのレースは「まだ見ていない」と心に引っかかるものはある。あの日以来、一度もハードルは跳んでいないという。
それでも、100mや秋に予定している走幅跳などがあるからこそ、大好きな陸上を楽しめ、「練習へのモチベーションを保てています」。
迷っていたダイヤモンドリーグ・ファイナル(ベルギー・ブリュッセル/9月13、14日)への出場も決意。「前向きにはなれていない」というのも本音だが、来季を見据え、「あまり結果や着順だけにとらわれず、来年に向けての課題などを見つけられれば」と言う。
その力が世界トップクラスなのは誰もが認めるところ。陸上を楽しむ気持ちを胸に、ハードルのシーズンラストレースに向かう。
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