HOME 海外

2024.06.24

注目の100mはライルズ自己新V!男子棒高跳ケンドリクスが大会新5m92で3大会連続五輪代表に/全米五輪選考会
注目の100mはライルズ自己新V!男子棒高跳ケンドリクスが大会新5m92で3大会連続五輪代表に/全米五輪選考会

男子棒高跳のサム・ケンドリクス(米国)。写真は17年ロンドン世界陸上

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)3日目

全米五輪選考会の3日目が行われ、男子100m(+0.4)ではN.ライルズが9秒83の自己タイで優勝した。ライルズは200mで世界選手権3連覇中の26歳。ブダペスト世界選手権では100m、4×100mリレーとの3冠を果たしている。準決勝では追い風3.0mの参考記録ながら9秒80をマークしていた。この種目では自身初めての五輪代表入りとなる。

東京五輪200m銀メダルのK.ベドナレクが9秒87の自己新で2位に続き、オレゴン世界選手権金のF.カーリーが9秒88で3位に入った。19年ドーハ世界選手権王者のクリスチャン・コールマンは9秒93で4位にとどまり、代表入りを逃している。

男子棒高跳は17年ロンドン、ドーハ世界選手権金メダルのS.ケンドリクスが5m92の大会新で自身7度目の全米チャンピオンに輝いた。前回の東京では直前に新型コロナウイルス陽性が判明したため欠場。2大会ぶりの大舞台に挑むことになる。女子400mではK.エリスが49秒46の自己新Vを飾った。

女子ハンマー投はA.N.エキクンウォケが74m68のシーズンベストで五輪参加標準記録を突破して優勝した。一方、ブダペスト世界選手権銀メダルのJ.カッサナヴォイドは69m46で6位、オレゴン世界選手権金メダルのB.アンダーセンは決勝で記録なしに終わった。

◇全米五輪選考会(6/21~30、米国オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド)3日目 全米五輪選考会の3日目が行われ、男子100m(+0.4)ではN.ライルズが9秒83の自己タイで優勝した。ライルズは200mで世界選手権3連覇中の26歳。ブダペスト世界選手権では100m、4×100mリレーとの3冠を果たしている。準決勝では追い風3.0mの参考記録ながら9秒80をマークしていた。この種目では自身初めての五輪代表入りとなる。 東京五輪200m銀メダルのK.ベドナレクが9秒87の自己新で2位に続き、オレゴン世界選手権金のF.カーリーが9秒88で3位に入った。19年ドーハ世界選手権王者のクリスチャン・コールマンは9秒93で4位にとどまり、代表入りを逃している。 男子棒高跳は17年ロンドン、ドーハ世界選手権金メダルのS.ケンドリクスが5m92の大会新で自身7度目の全米チャンピオンに輝いた。前回の東京では直前に新型コロナウイルス陽性が判明したため欠場。2大会ぶりの大舞台に挑むことになる。女子400mではK.エリスが49秒46の自己新Vを飾った。 女子ハンマー投はA.N.エキクンウォケが74m68のシーズンベストで五輪参加標準記録を突破して優勝した。一方、ブダペスト世界選手権銀メダルのJ.カッサナヴォイドは69m46で6位、オレゴン世界選手権金メダルのB.アンダーセンは決勝で記録なしに終わった。

【動画】世界一激しいトライアルレース 全米五輪選考会男子100mをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.18

富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

2025.07.18

【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

2025.07.18

100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]

NEWS 王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

2025.07.18

王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

8月31日に豪州で開催されるシドニーマラソンの主催者は、男子エリート選手のエントリーを発表した。 すでに、前世界記録のE.キプチョゲ(ケニア)の参戦が3月中に発表されているが、新たに19年、20年の東京を制しているB.レ […]

NEWS チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

2025.07.18

チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top