◇布勢スプリント2024(6月2日/鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)
日本グランプリシリーズG2の布勢スプリントが行われ、男子100mは鈴木涼太(スズキ)が10秒06(+2.8)と追い風参考ながら好タイムで優勝した。
フィニッシュ後、「よっしゃ!」と雄叫びを上げた鈴木。「タイムを見て叫んだのですが、風(追い風参考)を見て、マジか…となりました」と苦笑いを浮かべる。自己記録(10秒17)を大きく上回る記録にも「狙っていたくらいのタイム。(10秒0台は)もともと出せる実力はあると思っていますし、やっと噛み合ってきた。風も強かったので、勝ち切れたことがうれしいです」と淡々と振り返る。
予選は「浮いてしまった」そうで、「そこを修正すれば優勝できると思っていました。中盤以降、すごく動きも良かった」と内容を評価した。
城西大時代に日本インカレで21年に100m2位、200m優勝。日本選手権の決勝も常連で、100mでは22年5位、昨年は6位。22年にはオレゴン世界選手権の4×100mリレー代表にもなった。しかし、「今年は個人で狙わないと、(リレーで)代表になっても意味がないと思ったので、個人の走力という部分をつけようとやっています」と、並々ならぬ思いを持つ。
「まだベストは10秒1台。課題をクリアしていき、まずは10秒0台。最終的に9秒台をいつか出したい」と鈴木。さらなる飛躍を感じさせる快走だった。
2位には10秒08で世界リレー代表となった広島大の山本匠真が入った。予選で10秒16(+1.7)の自己新をマーク。今季は一躍トップスプリンターの仲間入りを果たしたが、「大学に入って、自分でしっかり考えて練習ができたことで成長できています。今年だけ(の成長)ではありません」と言う。
予選の自己新も「風を考えれば実力的にはこのくらいは出るかな」と想定内。決勝は「しっかり調整できたので、その中で2位になったことが悔しい」と唇を噛んだ。日本選手権で「優勝して、リレーでパリ五輪を目指していきたい」と一気に“頂点”を狙っていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.10
「2025年度中部実業団陸上 of The Year」に400mH豊田兼が選出
2026.05.10
山形愛羽が大会新でスプリント3冠 ハンマー投・アツオビンはU20歴代2位/九州IC
-
2026.05.10
-
2026.05.10
-
2026.05.10
-
2026.05.09
-
2026.05.06
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.10
「2025年度中部実業団陸上 of The Year」に400mH豊田兼が選出
中部実業団連盟は2025年度の「中部実業団陸上 of The Year」に男子400mハードルの豊田兼(トヨタ自動車)を選出し、5月8日の中部実業団対抗大会において表彰式が行われた。 「中部実業団陸上 of The Ye […]
2026.05.10
山形愛羽が大会新でスプリント3冠 ハンマー投・アツオビンはU20歴代2位/九州IC
◇第96回九州インカレ(5月8~10日/熊本・あましんスタジアム) 九州インカレが行われ、女子スプリントでは山形愛羽(福岡大)が100m、200m、4×100mリレー(2走)の3種目で優勝した。タイムは11秒64(+1. […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか