東京2025世界陸上財団は5月13日、東京・国立競技場で2025年東京世界選手権の大会ロゴを発表した。
来年行われる東京世界選手権。大会ロゴは一般公募により選考され、368点の応募作品の中から東京都在住のデザイナー・中川亮さんの作品が選ばれた。
大会のロゴデザインは昨年11月30日に応募を開始し、選定会やWAの承認などを経て3月末の理事会で最終決定。選定委員長を務めた木村雅彦さんが、「デザイナー主体ではなく、末續慎吾さん、福島千里さんといったアスリート、そしてオーディエンスを代表して公募委員の方々と、平等に議論しながら選んでいったのが特徴」と説明したように、公募によりファン代表として会社員の住永正さん(40歳)、高井美希さん(37歳)の2人が選定に携わった。
ともに「いち早く世界陸上に携わりたかった」と応募。高校時代は陸上部で25年来の陸上ファンだという住永さんは世界陸上は毎回欠かさずテレビ観戦し「いつも寝不足です」と言い、普段から陸上のニュースを追いかけているという。選定について、「東京2025世界陸上がこのロゴと一緒に思い出されるようなロゴになったらいいなというふうに選考に携わってきました」と話し、「今後、多くの場所で展開されて、皆様から支持されることを期待しています」と話す。
中学時代は陸上部で、2000年シドニー五輪女子マラソンで高橋尚子が金メダルを獲得したのを見て「いつかマラソンを走りたい」と見るようになった高井さん。2011年には東京マラソンにも出場した。その後は14年に審判員の資格も取得。前日まで国立競技場で行われた関東インカレでも審判員として携わっていたという。「東京らしさ、日本らしさ、そして陸上競技を感じられるデザインを選びました」とし、「早く街中で見られる日を楽しみにしています」と心躍らせていた。
陸上の世界選手権は2年に一度開催。東京での開催は1991年以来2度目で、国内では2007年大阪に続き17年ぶり3度目となる。東京世界選手権は2025年9月13日から21日の日程で国立競技場を舞台に開かれる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.07
2025.07.05
パリ五輪代表の山本有真は7位に涙「現実を受け入れられない」/日本選手権
-
2025.07.02
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.08
ホクレンDC第4戦北見大会のエントリー発表 1500mに日本選手権Vの飯澤千翔、遠藤日向ら 男子5000mには五輪マラソン・ケニア代表ムティソも
日本陸連は7月8日、ホクレンディスタンス第4戦・北見大会(7月16日)のエントリー選手を発表した。 男子1500mでは5月のアジア選手権、7月の日本選手権では連覇を飾った飯澤千翔(住友電工)が登録。また、5000mでブダ […]
2025.07.08
セイコーが東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念したミニスポーツタイマークロックを数量限定で発売!
セイコーウオッチは7月8日、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念して、ゴールドカラーをまとった特別仕様のミニスポーツタイマークロックを8月1日より発売することを発表した。希望小売価格は5,500円(税込)、国内 […]
2025.07.08
広島インターハイのスタートリスト発表!! 久保凛は800m予選6組、1500m予選1組に登録 清水空跳は100m7組目 フィールド予選通過ラインも決定
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 7月7日、広島インターハイの大会事務局は大会サイトでスタートリストならびに、フィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコン […]
2025.07.08
プーマから日本人の足に合わせたフィット感を実現した新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4」が登場!
プーマ ジャパンは、“弾む走りで、世界が広がる”をコンセプトとした新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4(ヴェロシティ ニトロ 4)」を、7月17 日よりプーマストア、公式オンラインストア、一部取扱い […]
2025.07.07
東京世界陸上の競技開始時間が一部変更 DAY8最終種目が女子5000m決勝から男子800m決勝へ
9月13日~21日に東京・国立競技場で開かれる東京世界選手権のDAY1、DAY2、DAY8、DAY9の競技開始時間の一部が変更になった。7月1日に変更が加えられており、大会公式のSNSで7月7日に発表された。 最も大きな […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会