2024.05.13
第68回中部実業団対抗大会の2日目が5月12日、岐阜メモリアルセンター長良川で行われ、男子5000mは服部大暉(トヨタ紡織)が13分36秒01で初優勝を飾った。
3組タイムレースで行われた5000mの1組に出場した服部は、1000mを2分41秒で通過するペースのなかで積極的なレースを展開。ペースメーカーのすぐ後ろにつけて進むと、3000m付近からは先頭に立って集団を牽引した。
4000m手前で内田隼太、野中優志らトヨタ自動車勢が前に出る場面もあったが、ラスト2周で再び先頭に立ち、最後はサイモン・ムシオ(中央発條)との競り合いを制してトップでフィニッシュした。
服部は愛知工大出身の入社4年目。5000mでは13分32秒98のベストを持つ。この種目で日本人が優勝するのは2012年の宮脇千博(トヨタ自動車)以来12年ぶり。トヨタ紡織の日本人選手としては初の優勝となった。
このほか男子10000m競歩ではブダペスト世界選手権代表の丸尾知司(愛知製鋼)が40分03秒27で圧勝。男子ハンマー投は古旗崇裕(サポート善)が67m22で快勝したほか、男子走幅跳では昨年10月に創部した北野建設の松岡晃輝が7m47(+1.3)でチームに初めての優勝をもたらした。
女子では初日の200mで優勝している渡邊輝(田子重)が100mも11秒95(+0.1)で昨年に続く連覇を達成。女子800mはルーキーの下森美咲(豊田自動織機)が2分12秒55で制している。
対抗の部は男子総合、女子総合、男女総合いずれもトヨタ自動車が優勝した。
【動画】男子5000mで優勝した服部大暉のVコメント
🏯#中部実業団対抗陸上競技大会🏯
— 中部実業団陸上競技連盟 (@chubu_renmei_TF) May 12, 2024
- 5月12日(日) 2日目 -
男子 5000m
🏆 服部 大暉トヨタ紡織
☆記録 13’36”01
\ 🥇優勝者コメント🥇/
おめでとうございます🎊
⏬大会速報https://t.co/vHdMW5jyUk
//
🔴YouTube ▶️ LIVE配信📡https://t.co/ejca63zMlU pic.twitter.com/YxsMMIIiXP
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.13
月刊陸上競技2025年11月号
2025.10.13
「5強」の駒大は5位、青学大は7位、中大は10位 いずれも中盤で流れ失う/出雲駅伝
-
2025.10.13
2025.10.07
桐生祥秀の凱旋に、800m落合、円盤投・湯上がV 44年ぶり湖国開催/滋賀国スポ
2025.10.13
【テキスト速報】第37回出雲駅伝
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.13
ライルズやジェファーソン・ウッデンがワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤーのトラック種目候補選手にノミネート!
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のトラック種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イ […]
2025.10.13
月刊陸上競技2025年11月号
Contents 東京世界陸上 SPECIAL REPORT Tokyo2025 JAPAN 三浦龍司 夢のメダルにあと一歩 Interview 「これから先の世界大会でメダルを取っても、この特別感は消えない」 藤井菜々 […]
2025.10.13
全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
2025.10.13
序盤で見せ場を作った早大は2位 山口智規は9人抜き 「この後にやることは明確だと思う」/出雲駅伝
◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望