HOME 国内、大学

2024.05.13

筑波大・髙橋亜珠が200mで快勝! 100mHと2冠達成 男子400mH・井之上駿太が48秒91 鵜澤飛羽は200m2年ぶりV/関東IC
筑波大・髙橋亜珠が200mで快勝! 100mHと2冠達成 男子400mH・井之上駿太が48秒91 鵜澤飛羽は200m2年ぶりV/関東IC

24年関東インカレ女子1部200mで優勝し、100mハードルとの2冠を果たした髙橋亜珠

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目

関東インカレの最終日が行われ、女子1部200mは髙橋亜珠(筑波大2)が23秒87で快勝し、100mハードルとの2冠を達成した。

女子100mハードルをU20日本歴代2位の好記録で制していた髙橋が、200mでも快走。大会MVPにも選ばれた。

広告の下にコンテンツが続きます

100mハードルの決勝直後に腰を痛めた影響を感じさせず、準決勝で髙橋萌木子が持っていた大会記録を0.02秒更新。決勝の走りも期待されていた。しかし、決勝は「(マイル)リレーのことや腰の事で不安があったり、考え過ぎてしまいました」とスタートでやや出遅れる。

コーナー出口で先頭に立ち、直線で抜け出したものの「残り20~30mで硬い走りになってしまいました」と腰の痛みの影響から思うように走れず。さらに記録を伸ばすことはできなかった。

あくまでハードルが本職で、200mは走力強化の一環だ。冬場の練習で思った以上に走れたために出場を決め、「どっちも優勝することを目標にしていました」と自信を持って関東インカレに臨んでいた。

広告の下にコンテンツが続きます

100mハードルと200mの組み合わせで出場する選手は珍しく、2冠達成者に限れば1959年の福田晶子さん以来、65年ぶりとなる。走力アップに手応えを得つつ、「走力が上がった分、ちゃんと(ハードルの)インターバルを刻んでいけるようになりたいです」とさらなる成長を誓った。

このほか、男子1部400mハードルは井之上駿太(法大4)が48秒91の好記録で快勝し、男子1部200mは23年ブダペスト世界選手権代表の鵜澤飛羽(筑波大4)は20秒71で貫禄勝ちした。

男子ハーフマラソンは1部はB.キピエゴ(山梨学大2)が1時間1分38秒の大会新記録で2連覇を飾り、梅崎蓮(東洋大4)が1時間3分19秒で日本人トップの2位。2部はK.パトリック(上武大3)が制し、太田蒼生(青学大4)が2位に続いた。女子5000mはS.ワンジル(大東大2)が15分44秒85で優勝し、10000mとの2冠を果たした。

4×400mリレーは男子1部は法大が16年ぶり、女子1部は中大が2年ぶりに優勝を飾った。男子1部総合は順大が2連覇し、女子1部総合は日体大が4連覇。男子2部総合は国武大が制し、2位の東学大とともに1部昇格を決めた。大東大と流経大が2部に降格となった。

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、女子1部200mは髙橋亜珠(筑波大2)が23秒87で快勝し、100mハードルとの2冠を達成した。 女子100mハードルをU20日本歴代2位の好記録で制していた髙橋が、200mでも快走。大会MVPにも選ばれた。 100mハードルの決勝直後に腰を痛めた影響を感じさせず、準決勝で髙橋萌木子が持っていた大会記録を0.02秒更新。決勝の走りも期待されていた。しかし、決勝は「(マイル)リレーのことや腰の事で不安があったり、考え過ぎてしまいました」とスタートでやや出遅れる。 コーナー出口で先頭に立ち、直線で抜け出したものの「残り20~30mで硬い走りになってしまいました」と腰の痛みの影響から思うように走れず。さらに記録を伸ばすことはできなかった。 あくまでハードルが本職で、200mは走力強化の一環だ。冬場の練習で思った以上に走れたために出場を決め、「どっちも優勝することを目標にしていました」と自信を持って関東インカレに臨んでいた。 100mハードルと200mの組み合わせで出場する選手は珍しく、2冠達成者に限れば1959年の福田晶子さん以来、65年ぶりとなる。走力アップに手応えを得つつ、「走力が上がった分、ちゃんと(ハードルの)インターバルを刻んでいけるようになりたいです」とさらなる成長を誓った。 このほか、男子1部400mハードルは井之上駿太(法大4)が48秒91の好記録で快勝し、男子1部200mは23年ブダペスト世界選手権代表の鵜澤飛羽(筑波大4)は20秒71で貫禄勝ちした。 男子ハーフマラソンは1部はB.キピエゴ(山梨学大2)が1時間1分38秒の大会新記録で2連覇を飾り、梅崎蓮(東洋大4)が1時間3分19秒で日本人トップの2位。2部はK.パトリック(上武大3)が制し、太田蒼生(青学大4)が2位に続いた。女子5000mはS.ワンジル(大東大2)が15分44秒85で優勝し、10000mとの2冠を果たした。 4×400mリレーは男子1部は法大が16年ぶり、女子1部は中大が2年ぶりに優勝を飾った。男子1部総合は順大が2連覇し、女子1部総合は日体大が4連覇。男子2部総合は国武大が制し、2位の東学大とともに1部昇格を決めた。大東大と流経大が2部に降格となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.26

15年連続で山梨学院が男女V! 男子はオール区間賞で2時間9分02秒 女子は1時間12分11秒で25回目の都大路/山梨県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた山梨県高校駅伝が10月25日、富士河口湖町の西湖畔周回コースで行われ、山梨学院が15年連続の男女優勝を飾った。男子(7区間42.195km)は15年連続25回目、女子(5区間21.0975km […]

NEWS 小林が4年連続男女優勝! 男子は2時間7分08秒で61回目、女子は7年連続24回目の都大路切符/宮崎県高校駅伝

2025.10.26

小林が4年連続男女優勝! 男子は2時間7分08秒で61回目、女子は7年連続24回目の都大路切符/宮崎県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた宮崎県高校駅伝が10月25日、宮崎・西都市役所を発着点とするコースで行われ、小林が4年連続の男女Vを果たした。男子(7区間42.195km)は2時間7分08秒で4年連続61回目、女子(5区間2 […]

NEWS 男子は3区で逆転した東洋大牛久が2時間5分02秒大会新V! 女子は茨城キリストが6連覇/茨城県高校駅伝

2025.10.26

男子は3区で逆転した東洋大牛久が2時間5分02秒大会新V! 女子は茨城キリストが6連覇/茨城県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた茨城県高校駅伝が10月25日、ひたちなか市のひたちなか総合運動公園競技場の周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)は東洋大牛久が大会新記録の2時間5分02秒で2年ぶり、女子(5区間2 […]

NEWS 立命大、名城大、大東大らが熱戦!学生駅伝女王の座懸けて、きょう12時10分号砲/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

立命大、名城大、大東大らが熱戦!学生駅伝女王の座懸けて、きょう12時10分号砲/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝はきょう10月26日に行われる。立命大、名城大、大東大の「3強」を軸に熱戦が繰り広げられそ […]

NEWS 本日開催!国内初のマラソン競歩&ハーフマラソン競歩 世界陸上銅の勝木隼人出場 来秋アジア大会選考会/高畠競歩

2025.10.26

本日開催!国内初のマラソン競歩&ハーフマラソン競歩 世界陸上銅の勝木隼人出場 来秋アジア大会選考会/高畠競歩

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が今日10月26日、山形県高畠町で行われる。 来年から国際大会での競歩距離を、これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top