HOME 国内、大学

2024.05.12

大会フィナーレ飾る男子1部マイルは法大16年ぶりV!アンカー木下祐一「思い入れのあるチームで結果出せて良かった」/関東IC
大会フィナーレ飾る男子1部マイルは法大16年ぶりV!アンカー木下祐一「思い入れのあるチームで結果出せて良かった」/関東IC

16年ぶりに関東インカレ男子4×400mRを制した法大

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目

関東インカレの最終日が行われ、大会最終種目の男子1部4×400mリレーは法大が3分07秒81で16年ぶりの優勝を飾った。2日目の400mで2位に入ったアンカーの木下祐一が東洋大、早大らとの接戦を制し、「思い入れのあるチームで結果を出すことができて良かったです」と喜びを語った。

前日の予選は3分09秒54で4着となり、プラス通過での決勝進出。そのオーダーから2走に400mハードルを48秒91で制した井之上駿太(4年)を配し、予選は1走だった万木大夢(3走)、同3走だった1年生の植田壮太を1走にチェンジ。アンカー・木下に勢いをつけてバトンをつなぐオーダーで臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

1走の植田は「楽しい先輩と一緒だったので心強かった。持ち味の前半から突っ込むことができました」と上位が見える位置でつなぎ、井之上がヨンパーの疲れからか「納得のいく走りはできませんでした」と言いつつ、混戦の上位争いをキープ。3走の万木は「前と近い位置で自分の好きな展開」と、400m予選敗退の悔しさを晴らす力走でアンカー・木下へバトンを託した。

木下は「自分の走りをしよう」と冷静にスタート。自身の持ち味であるバックストレートで、ライバルとの勢いの差を確認し、この冬季に磨いたラストの強さを発揮。力強く抜け出した、Vフィニッシュを果たした。

法大としては2008年以来、6回目のの関東インカレ制覇。井之上と木下は、京都・洛南高時代にインターハイのこの種目でともに優勝を経験している。その時も同じ走順で、「木下なら絶対に差し切ってくれると思っていました」(井之上)、「井之上はずっと戦ってきたメンバー。ヨンパーがあって難しい日程の中でも走ってくれてうれしかった」。互いに最後の関東インカレへの想いを乗せた力走だった。

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレの最終日が行われ、大会最終種目の男子1部4×400mリレーは法大が3分07秒81で16年ぶりの優勝を飾った。2日目の400mで2位に入ったアンカーの木下祐一が東洋大、早大らとの接戦を制し、「思い入れのあるチームで結果を出すことができて良かったです」と喜びを語った。 前日の予選は3分09秒54で4着となり、プラス通過での決勝進出。そのオーダーから2走に400mハードルを48秒91で制した井之上駿太(4年)を配し、予選は1走だった万木大夢(3走)、同3走だった1年生の植田壮太を1走にチェンジ。アンカー・木下に勢いをつけてバトンをつなぐオーダーで臨んだ。 1走の植田は「楽しい先輩と一緒だったので心強かった。持ち味の前半から突っ込むことができました」と上位が見える位置でつなぎ、井之上がヨンパーの疲れからか「納得のいく走りはできませんでした」と言いつつ、混戦の上位争いをキープ。3走の万木は「前と近い位置で自分の好きな展開」と、400m予選敗退の悔しさを晴らす力走でアンカー・木下へバトンを託した。 木下は「自分の走りをしよう」と冷静にスタート。自身の持ち味であるバックストレートで、ライバルとの勢いの差を確認し、この冬季に磨いたラストの強さを発揮。力強く抜け出した、Vフィニッシュを果たした。 法大としては2008年以来、6回目のの関東インカレ制覇。井之上と木下は、京都・洛南高時代にインターハイのこの種目でともに優勝を経験している。その時も同じ走順で、「木下なら絶対に差し切ってくれると思っていました」(井之上)、「井之上はずっと戦ってきたメンバー。ヨンパーがあって難しい日程の中でも走ってくれてうれしかった」。互いに最後の関東インカレへの想いを乗せた力走だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.23

豊川が男女V 男子4連覇で女子10年ぶり 都大路地区代表は男子2位の愛知と女子3位の常葉大菊川/東海高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表を懸けた東海高校駅伝が11月23日、三重県松阪市の三重高前を発着としたコースで行われ、愛知県大会に引き続き、豊川が男女とも優勝した。男子(7区間42.195km)は最終区で逆転し、2時間7分38秒で […]

NEWS 7位・天満屋が2年ぶりシード復帰!部員8人と応援団「全体で勝ち取ったもの」/クイーンズ駅伝

2025.11.23

7位・天満屋が2年ぶりシード復帰!部員8人と応援団「全体で勝ち取ったもの」/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]

NEWS ユニクロが過去最高の6位!予選6位から11年ぶりシード「今の力を確実に発揮してくれた」/クイーンズ駅伝

2025.11.23

ユニクロが過去最高の6位!予選6位から11年ぶりシード「今の力を確実に発揮してくれた」/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]

NEWS 4位・三井住友海上が16年ぶりトップ4入り、5年ぶりシード獲得 3区・不破「応援が力になった」/クイーンズ駅伝

2025.11.23

4位・三井住友海上が16年ぶりトップ4入り、5年ぶりシード獲得 3区・不破「応援が力になった」/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]

NEWS エディオンが創部37年目の悲願達成!仲間の快走「自信」と「勇気」に初優勝/クイーンズ駅伝

2025.11.23

エディオンが創部37年目の悲願達成!仲間の快走「自信」と「勇気」に初優勝/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、エディオンが […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top