◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ)
4日間の大会が終了し、男女合わせて29名が出場した日本勢は金メダル8個を含む21のメダルを獲得。昨年6月に韓国で行われた前回大会(金14個、メダル総数で23個)と比べてメダルは減ったが、日本とは異なる厳しい気象条件下で健闘した種目もあった。
優勝した8種目のうち、5種目が中長距離種目。大会2日目の男子5000mでは、折田壮太(青学大)が残り200mあたりから強烈なスパートを見せて14分08秒71で優勝した。また、800mは男女ともに滋賀出身選手が頂点に。男子を1分48秒01で制した落合晃(滋賀学園高3)は、先頭を引っ張りながらも自己記録に0.09秒に迫った。2分06秒55で女子1位となった西田有里(立命大)はこの春、滋賀・草津東高を卒業した。
女子1500mを4分21秒41で制したドルーリー朱瑛里(津山高・岡山)と、男子3000mを8分16秒06で圧勝した増子陽太(学法石川高・福島)はいずれも高校2年生。チーム内で最年少世代の活躍も光った。金メダルこそ逃した女子3000mでも奥本菜瑠海(日立)が2位に入るなど、中長距離は派遣した全選手がメダルを獲得している。
このほか、男子400mハードルでは渕上翔太(早大)が自身初めて50秒を切る49秒97で金メダル。女子100mハードルでは谷中天架(大分雄城台高3)が13秒52(+1.3)で金メダルを獲得し、松田晏奈(長崎日大高3)が13秒59で銀メダルとワン・ツーフィニッシュを遂げた。女子棒高跳では柳川美空(群馬陸協)が3m85で頂点に立っている。
記録面では渕上が予選(50秒19)、決勝と自己ベストを連発したほか、男子走高跳で銀メダルに輝いた中谷魁聖(福岡第一高3)が2m19と自己記録を3cm更新した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
2025.10.19
「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!
-
2025.10.19
-
2025.10.19
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.13
-
2025.10.13
-
2025.10.18
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.19
三井住友海上が大会新!4区から独走、3人が区間賞でクイーンズへ!/プリンセス駅伝
◇第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月19日、福岡県宗像市・宗像ユリックスを発着 6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けた第11 […]
2025.10.19
「もう二度と、こんな小説は書けない」池井戸潤原作『俺たちの箱根駅伝』ドラマ化決定!
日本テレビは来年、池井戸潤さん原作『俺たちの箱根駅伝』の連続ドラマ放送が決定したと発表した。 「半沢直樹」「下町ロケット」など人間ドラマを描く作家・池井戸さんによる『俺たちの箱根駅伝』は21年から23年まて『週刊文春』で […]
2025.10.19
バレガが貫禄のV 日本人トップは大迫傑の6位「暑い中でしっかり走れた」/レガシーハーフ
◇東京レガシーハーフマラソン2025(10月18日/国立競技場発着:21.0975km) 東京レガシーハーフマラソンの男子エリートの部が行われ、セレモン・バレガ(エチオピア)が1時間1分22秒(速報値)で優勝した。 日差 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望