女子1500mでU20世界選手権6位に入賞した澤田結弥(浜松市立高・静岡)が、ルイジアナ州立大に進学するためのへ語学試験に合格したことがわかった。
澤田は当時バスケットボール部だった細江中3年時に全国中学生大会1500mで5位入賞。高校から本格的に陸上を始めると、1年時から3000mでインターハイに出場。22年は日本選手権で1500m決勝進出(10位)を果たすと、U20世界選手権(コロンビア・カリ)1500mで高校歴代2位の4分12秒87をマークして6位入賞した。
その後、将来の国際的人材育成として期待できる選手として日本陸連のダイヤモンドアスリートに認定。リーダーシッププログラムや英会話など継続的にサポートを受けてきた。U20世界選手権の活躍が複数の海外の大学関係者の目にとまりスカウト。国内外を含めて見学に訪れて決めた。
入学となる夏に渡米する予定で、それまでは地元・静岡で母校を練習拠点としながら日本選手権などを目指して主要大会への出場を予定している。
ルイジアナ州立大は米国ルイジアナ州バトンルージュにあり、1860年に創立された名門大学。大学のクラブは「ファイティング・タイガース」の愛称で親しまれ、陸上も全米トップクラスの成績を誇り、NCAAのディヴィジョン1(1部)。卒業生には棒高跳世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)ら、在学生にも走高跳・走幅跳で活躍するジュボーン・ハリソン(米国)らがいる。アメリカンフットボールでは4度全米チャンピオンに輝いているほか、野球やバスケットボールも強豪で知られ、NBAのシャキール・オニールも卒業生の一人だ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
2025.12.08
全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定
12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]
2025.12.08
400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表
米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025