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編集部コラム「パリ五輪から東京世界陸上へ」

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陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
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第234回「パリ五輪から東京世界陸上へ」(小川雅生)

東京世界陸上の舞台となる国立競技場

日付が変わって、2月19日、月曜日……。

週末のお供の編集部コラムのはずが、清々しくも忙しい週明けにお邪魔することになってしまいました。どうぞ、私のコラムよりもみなさんのやるべきことを優先してくださいね!

私にとっては2024年最初の出番でいきなりやってしまいましたが、みなさんはどうぞそんなことのないように……。

さて、気を取り直して。

2024年、そうパリ五輪イヤーが始まっています。陸上ももちろんですが、さまざまな競技で五輪の出場権を懸けた熱戦が繰り広げられています。代表内定の声も国内外のあちこちから届き始め、五輪ムードが徐々に高まってきたのを感じます。

東京五輪が1年延期されたことで、本来であれば4年に1度の五輪サイクルが3年になりました。しかも陸上は、東京五輪以降、来年の東京世界陸上を含めて世界大会5年連続開催の4年目に当たります。

コンディショニング、ピーキングは非常に難しいと思いますが、それでもロード、室内ともに早くも好記録の声が次々と届いてきています。

以前にも触れたかもしれませんが、日本勢は近年、積極的に海外の競技会に参戦しています。それは、ワールドランキングのポイント獲得が主目的ではありますが、日本勢が世界と戦ううえで圧倒的に足りない海外経験を積むことにつながり、世界大会での好結果へと結びついています。世界陸連のセバスチャン・コー会長も、勢いのある国の一つに日本を挙げるほどなので、世界も日本の実力を認め始めているということでしょう。

日本の陸上界には、今、確かな力がつきつつあります。ただ、五輪イヤーは世界も必ずピークを合わせてきますし、五輪の年だけ
活躍する選手も必ずいます。

その中で出た結果が、世界における日本の現在地。それがどの位置にあるのかによって、東京世界陸上の盛り上がりが変わってくるでしょう。

もちろん、陸上でメダルを取ることは至難の業で、入賞、ラウンド突破、自己新、シーズンベストなど、代表選手それぞれの目標が達成されればそれは素晴らしいことです。月陸ではその価値をしっかりと報じていきますし、陸上界の中ではしっかりとした評価がなされることでしょう。

ただ、メダル以外だとなかなか注目を集められないというところも、五輪という総合競技会の難しい部分。普段は陸上に触れる機会の少ない人たちの目を集めるためには、やはり目立った結果が欠かせないのです。

パリ五輪に向けて盛り上がるスポーツ界の機運を、来年にもつなげられるか。勝負の1年の行方を、しっかりと報じていきたいと思います。

小川雅生(おがわ・まさお)
月刊陸上競技編集部 部長
1977年7月12日生まれ、46歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では現状をキープ。自己新を目指して新たな取り組みをスタートさせた。

過去の編集部コラムはこちら

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第234回「パリ五輪から東京世界陸上へ」(小川雅生)

[caption id="attachment_87377" align="alignnone" width="800"] 東京世界陸上の舞台となる国立競技場
[/caption]日付が変わって、2月19日、月曜日……。週末のお供の編集部コラムのはずが、清々しくも忙しい週明けにお邪魔することになってしまいました。どうぞ、私のコラムよりもみなさんのやるべきことを優先してくださいね!私にとっては2024年最初の出番でいきなりやってしまいましたが、みなさんはどうぞそんなことのないように……。さて、気を取り直して。2024年、そうパリ五輪イヤーが始まっています。陸上ももちろんですが、さまざまな競技で五輪の出場権を懸けた熱戦が繰り広げられています。代表内定の声も国内外のあちこちから届き始め、五輪ムードが徐々に高まってきたのを感じます。東京五輪が1年延期されたことで、本来であれば4年に1度の五輪サイクルが3年になりました。しかも陸上は、東京五輪以降、来年の東京世界陸上を含めて世界大会5年連続開催の4年目に当たります。コンディショニング、ピーキングは非常に難しいと思いますが、それでもロード、室内ともに早くも好記録の声が次々と届いてきています。以前にも触れたかもしれませんが、日本勢は近年、積極的に海外の競技会に参戦しています。それは、ワールドランキングのポイント獲得が主目的ではありますが、日本勢が世界と戦ううえで圧倒的に足りない海外経験を積むことにつながり、世界大会での好結果へと結びついています。世界陸連のセバスチャン・コー会長も、勢いのある国の一つに日本を挙げるほどなので、世界も日本の実力を認め始めているということでしょう。日本の陸上界には、今、確かな力がつきつつあります。ただ、五輪イヤーは世界も必ずピークを合わせてきますし、五輪の年だけ 活躍する選手も必ずいます。その中で出た結果が、世界における日本の現在地。それがどの位置にあるのかによって、東京世界陸上の盛り上がりが変わってくるでしょう。もちろん、陸上でメダルを取ることは至難の業で、入賞、ラウンド突破、自己新、シーズンベストなど、代表選手それぞれの目標が達成されればそれは素晴らしいことです。月陸ではその価値をしっかりと報じていきますし、陸上界の中ではしっかりとした評価がなされることでしょう。ただ、メダル以外だとなかなか注目を集められないというところも、五輪という総合競技会の難しい部分。普段は陸上に触れる機会の少ない人たちの目を集めるためには、やはり目立った結果が欠かせないのです。パリ五輪に向けて盛り上がるスポーツ界の機運を、来年にもつなげられるか。勝負の1年の行方を、しっかりと報じていきたいと思います。
小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、46歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では現状をキープ。自己新を目指して新たな取り組みをスタートさせた。
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