HOME 編集部コラム

2024.02.19

編集部コラム「パリ五輪から東京世界陸上へ」

毎週金曜日更新!?

★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

広告の下にコンテンツが続きます

第234回「パリ五輪から東京世界陸上へ(小川雅生)

東京世界陸上の舞台となる国立競技場

日付が変わって、2月19日、月曜日……。

週末のお供の編集部コラムのはずが、清々しくも忙しい週明けにお邪魔することになってしまいました。どうぞ、私のコラムよりもみなさんのやるべきことを優先してくださいね!

私にとっては2024年最初の出番でいきなりやってしまいましたが、みなさんはどうぞそんなことのないように……。

さて、気を取り直して。

2024年、そうパリ五輪イヤーが始まっています。陸上ももちろんですが、さまざまな競技で五輪の出場権を懸けた熱戦が繰り広げられています。代表内定の声も国内外のあちこちから届き始め、五輪ムードが徐々に高まってきたのを感じます。

東京五輪が1年延期されたことで、本来であれば4年に1度の五輪サイクルが3年になりました。しかも陸上は、東京五輪以降、来年の東京世界陸上を含めて世界大会5年連続開催の4年目に当たります。

コンディショニング、ピーキングは非常に難しいと思いますが、それでもロード、室内ともに早くも好記録の声が次々と届いてきています。

以前にも触れたかもしれませんが、日本勢は近年、積極的に海外の競技会に参戦しています。それは、ワールドランキングのポイント獲得が主目的ではありますが、日本勢が世界と戦ううえで圧倒的に足りない海外経験を積むことにつながり、世界大会での好結果へと結びついています。世界陸連のセバスチャン・コー会長も、勢いのある国の一つに日本を挙げるほどなので、世界も日本の実力を認め始めているということでしょう。

日本の陸上界には、今、確かな力がつきつつあります。ただ、五輪イヤーは世界も必ずピークを合わせてきますし、五輪の年だけ
活躍する選手も必ずいます。

その中で出た結果が、世界における日本の現在地。それがどの位置にあるのかによって、東京世界陸上の盛り上がりが変わってくるでしょう。

もちろん、陸上でメダルを取ることは至難の業で、入賞、ラウンド突破、自己新、シーズンベストなど、代表選手それぞれの目標が達成されればそれは素晴らしいことです。月陸ではその価値をしっかりと報じていきますし、陸上界の中ではしっかりとした評価がなされることでしょう。

ただ、メダル以外だとなかなか注目を集められないというところも、五輪という総合競技会の難しい部分。普段は陸上に触れる機会の少ない人たちの目を集めるためには、やはり目立った結果が欠かせないのです。

パリ五輪に向けて盛り上がるスポーツ界の機運を、来年にもつなげられるか。勝負の1年の行方を、しっかりと報じていきたいと思います。

小川雅生(おがわ・まさお)
月刊陸上競技編集部 部長
1977年7月12日生まれ、46歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では現状をキープ。自己新を目指して新たな取り組みをスタートさせた。

過去の編集部コラムはこちら

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。 暇つぶし程度にご覧ください!

第234回「パリ五輪から東京世界陸上へ(小川雅生)

[caption id="attachment_87377" align="alignnone" width="800"] 東京世界陸上の舞台となる国立競技場
[/caption] 日付が変わって、2月19日、月曜日……。 週末のお供の編集部コラムのはずが、清々しくも忙しい週明けにお邪魔することになってしまいました。どうぞ、私のコラムよりもみなさんのやるべきことを優先してくださいね! 私にとっては2024年最初の出番でいきなりやってしまいましたが、みなさんはどうぞそんなことのないように……。 さて、気を取り直して。 2024年、そうパリ五輪イヤーが始まっています。陸上ももちろんですが、さまざまな競技で五輪の出場権を懸けた熱戦が繰り広げられています。代表内定の声も国内外のあちこちから届き始め、五輪ムードが徐々に高まってきたのを感じます。 東京五輪が1年延期されたことで、本来であれば4年に1度の五輪サイクルが3年になりました。しかも陸上は、東京五輪以降、来年の東京世界陸上を含めて世界大会5年連続開催の4年目に当たります。 コンディショニング、ピーキングは非常に難しいと思いますが、それでもロード、室内ともに早くも好記録の声が次々と届いてきています。 以前にも触れたかもしれませんが、日本勢は近年、積極的に海外の競技会に参戦しています。それは、ワールドランキングのポイント獲得が主目的ではありますが、日本勢が世界と戦ううえで圧倒的に足りない海外経験を積むことにつながり、世界大会での好結果へと結びついています。世界陸連のセバスチャン・コー会長も、勢いのある国の一つに日本を挙げるほどなので、世界も日本の実力を認め始めているということでしょう。 日本の陸上界には、今、確かな力がつきつつあります。ただ、五輪イヤーは世界も必ずピークを合わせてきますし、五輪の年だけ 活躍する選手も必ずいます。 その中で出た結果が、世界における日本の現在地。それがどの位置にあるのかによって、東京世界陸上の盛り上がりが変わってくるでしょう。 もちろん、陸上でメダルを取ることは至難の業で、入賞、ラウンド突破、自己新、シーズンベストなど、代表選手それぞれの目標が達成されればそれは素晴らしいことです。月陸ではその価値をしっかりと報じていきますし、陸上界の中ではしっかりとした評価がなされることでしょう。 ただ、メダル以外だとなかなか注目を集められないというところも、五輪という総合競技会の難しい部分。普段は陸上に触れる機会の少ない人たちの目を集めるためには、やはり目立った結果が欠かせないのです。 パリ五輪に向けて盛り上がるスポーツ界の機運を、来年にもつなげられるか。勝負の1年の行方を、しっかりと報じていきたいと思います。
小川雅生(おがわ・まさお) 月刊陸上競技編集部 部長 1977年7月12日生まれ、46歳。173cm、67kg、AB型。大阪府東大阪市で出生、兵庫県尼崎市育ち。塚口中→尼崎北高→甲南大。3つ年上の兄の影響で中学から陸上部に入り、大学まで取り組む(専門種目はハードル)。塚口中3年の時、OBで1992年バルセロナ五輪男子走幅跳代表の森長正樹さんの壮行会で生徒会長として花束を渡したが、当時の新聞には私の隣にいた書記のコメントが載っていたという実績を持つ。今季の健康診断では現状をキープ。自己新を目指して新たな取り組みをスタートさせた。
過去の編集部コラムはこちら

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.19

箱根駅伝総合2位・國學院大の報告会に約500人! 前主将・上原琉翔「新しい一歩を踏み出した結果」

2025年度の出雲駅伝で2連覇、箱根駅伝では過去最高となる総合2位に入った國學院大の報告会・激励会は3月19日、都内のホテルで開かれた。 この日は来賓や関係者など約500人が出席。昨年は出雲駅伝と全日本大学駅伝で2冠を飾 […]

NEWS ポーランド世界室内、明日開幕!桐生祥秀、田中希実らが世界上位と激突 入賞なるか

2026.03.19

ポーランド世界室内、明日開幕!桐生祥秀、田中希実らが世界上位と激突 入賞なるか

◇トルン世界室内選手権(3月20~22日/ポーランド・トルン) 第21回世界室内選手権が明日20日からポーランド・トルンを舞台に3日間にわたって行われる。日本からは男子7人、女子3人の合計10人が出場する。 広告の下にコ […]

NEWS 山梨学大に新留学生サイモン・レセイオが加入! 「新しい仲間とともにレベルアップ」 ケニア出身の19歳

2026.03.19

山梨学大に新留学生サイモン・レセイオが加入! 「新しい仲間とともにレベルアップ」 ケニア出身の19歳

山梨学大陸上部は3月19日、チームのSNSで新たな留学生のサイモン・レセイオが合流したと発表した。 レセイオはケニア出身の19歳。5000m14分12秒0、3000m障害は9分26秒50の自己ベストを持ち、ケニア選手権な […]

NEWS 東アジアハーフ日本代表に平山大雅、中地こころ!全日本実業団ハーフで躍進のホープ 23年初開催の第2回大会

2026.03.19

東アジアハーフ日本代表に平山大雅、中地こころ!全日本実業団ハーフで躍進のホープ 23年初開催の第2回大会

日本陸連は3月19日、中国・揚州で3月29日に開催される東アジアハーフマラソン選手権の日本代表を発表した。 男子は平山大雅(コニカミノルタ)、女子が中地こころ(シスメックス)で計2名。平山は2月の全日本実業団ハーフマラソ […]

NEWS 青学大が女子駅伝チーム創設を発表!「女子が自分らしく輝き続けられる場所を」 原晋監督が男子と兼任

2026.03.19

青学大が女子駅伝チーム創設を発表!「女子が自分らしく輝き続けられる場所を」 原晋監督が男子と兼任

青学大は3月19日、陸上競技部(長距離ブロック)に女子駅伝チームを4月1日に創設すると発表した。 発表文では「男子駅伝チームの強化を通じ、大学駅伝界の進化を牽引してきました」としつつ、「男子駅伝が大きな盛り上がりを見せる […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top