HOME 海外

2024.02.17

世界選手権5000m銀メダルのカティルが2年間の出場停止処分を受け入れ パリ五輪は出場できず
世界選手権5000m銀メダルのカティルが2年間の出場停止処分を受け入れ パリ五輪は出場できず

23年ブダベスト世界選手権5000mで銀メダルを獲得しているカティル

2月16日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)はドーピング違反により2年間の暫定資格停止処分を受けていたモハメド・カティル(スペイン)が処分を受け入れ、処分が確定したことを発表した。

カティルは昨年のブダぺスト世界選手権5000mで銀メダル。22年のオレゴン世界選手権では1500mで銅メダルを獲得しており、パリ五輪での活躍も期待されていた。

しかし、トップアスリートに義務付けられている居場所情報の規定に、1年間で3度の違反があったとして、今月7日にAIUから暫定処分が下されていた。

カティルは当初、「居場所情報を通知するシステムに不備があったため」と釈明し、不服申し立てを行うことを示唆していたが、取り下げたという。これにより、昨年10月10日以降の結果が取り消し。暫定処分を受けた2月7日から2026年2月6日までの2年間の出場停止が確定した。

2月16日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)はドーピング違反により2年間の暫定資格停止処分を受けていたモハメド・カティル(スペイン)が処分を受け入れ、処分が確定したことを発表した。 カティルは昨年のブダぺスト世界選手権5000mで銀メダル。22年のオレゴン世界選手権では1500mで銅メダルを獲得しており、パリ五輪での活躍も期待されていた。 しかし、トップアスリートに義務付けられている居場所情報の規定に、1年間で3度の違反があったとして、今月7日にAIUから暫定処分が下されていた。 カティルは当初、「居場所情報を通知するシステムに不備があったため」と釈明し、不服申し立てを行うことを示唆していたが、取り下げたという。これにより、昨年10月10日以降の結果が取り消し。暫定処分を受けた2月7日から2026年2月6日までの2年間の出場停止が確定した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.18

チームメイト対決の男子棒高跳 大森蒼以が5m05の大会新V 片柳中3連覇達成/沖縄全中

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場)1日目 第52回全日本中学校選手権(以下、全中)が行われ、男子棒高跳では大森蒼以(片柳3埼玉)が5m05の大会新記録で優勝を飾った。 大森は前回大会で3 […]

NEWS 栁田大輝 トワイライト・ゲームス欠場「連日のレースの疲労を考慮」福井で100m自己新

2025.08.17

栁田大輝 トワイライト・ゲームス欠場「連日のレースの疲労を考慮」福井で100m自己新

東洋大陸上競技部は8月17日夜、短距離部門のSNSを更新し、第20回トワイライト・ゲームス男子100m(8月20日/神奈川・日産スタジアム)にエントリーしていた同部所属の栁田大輝が棄権すると発表した。 SNSによると、理 […]

NEWS 森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー

2025.08.17

森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアーチャレンジャーのミーティング・ボル・モンが8月16日、ベルギー・ルーバンで行われ、多数の日本選手が出場した。 この大会は、種目によって実績やタイムなどで上位カテゴリーと下位カテゴリーに […]

NEWS 円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

2025.08.17

円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

米国・オクラホマで8月16日に行われたオクラホマ・スロー・シリーズのエリート男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)がセカンドベストの63m36を放って3位に入った。 4月下旬に同地で行われた競技会で64m48の日本記録をマ […]

NEWS 400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

2025.08.17

400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のシレジア・カミラ・スコリモフスカ記念が8月16日、ポーランド・シレジアで開催され、男子400mハードルは世界記録(45秒94)保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が自己2番目となる46 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top