◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
前回2位で優勝候補の一角と見られた中大は。往路13位で終えた。
万全な状態でスタートラインに立つことができなかった。12月下旬に体調不良者が続出。16人のエントリー選手中14人が発熱し、元気に走れたのは駅伝主将の湯浅仁(4年)と吉居駿恭(2年)だけだったという。
それでも選手たちはあきらめず、懸命に現実と向き合った。1区の溜池一太(2年)は序盤で集団の前方に出る積極性を見せ、2区の吉居大和(4年)も前半は懸命に前を追う姿勢を示した。
しかし、体調を崩した影響は確実に表れた。1区~3区は前回と同じ溜池、吉居大、中野翔太(4年)という布陣だったものの、溜池が区間19位、吉居大が同15位、中野が同20位といずれも後半の失速が激しく、この時点で18位と沈んだ。
ここで気を吐いたのが4区の湯浅だ。「チームとして苦しい展開だったのですが、こういうピンチの時こそキャプテンが何とかしないといけない」との思いで10000m28分12秒17の実力を発揮。区間3位の好走で13位に浮上し、5区のルーキー・山﨑草太にタスキをつないだ。
山﨑も区間14位ながら順位をキープし、往路13位でフィニッシュ。藤原正和駅伝監督は「ベストパフォーマンスが難しいことはわかっていたので、よくやったとしか言えません」と選手たちを称えた。
復路については「シード権だけは守らないといけないので、6区~8区がポイントになる。最後までつないで笑顔でフィニッシュしてほしい」と、連続シードだけは死守したい意向を示した。
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