◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
前回10位、11月の全日本大学駅伝では過去ワーストの14位と苦しんだ東洋大が大健闘の往路4位に入った。
流れを作ったのは2区の梅崎蓮(3年)だ。タスキを受け取った15位から8つ順位を上げて7位に浮上。東洋大では相澤晃(現・旭化成)以来2人目となる1時間7分切りとなる1時間6分45秒(区間6位)で走り切った。
続く3区の小林亮太(3年)も区間6位と好走し、この時点で5位に浮上。そして勢いづけたのが4区の松山和希(4年)だ。1、2年時に2区で好走したエースは区間2位で走破し、さらに1つ順位アップ。「力を出し切れた」という意地の走りで5区の緒方澪那斗(2年)にタスキを渡した。
緒方は高校時代から全国の舞台で活躍した逸材だが、箱根駅伝は初出場。「12月に入ってから5区の準備を始めた」というが、区間10位とまずまずの走りで4位を死守。目標の「総合3位以内」が射程圏内に入る位置で芦ノ湖のフィニッシュテープを切った。
レース後、酒井俊幸監督は「手応えを得た往路になりました。2区・梅崎の健闘が大きく、國學院大の平林君に追いつかれてから前に出さなかったところが良かった。松山はできれば区間賞を取ってほしかったですが、まだ100%の状態には戻っていないので、それが15kmの走りに出ました」と総括する。
全日本後には「(箱根で)繰り上げスタートもあると思ったくらい。11月下旬あたりからチームの状態が上がっていった」と指揮官は話す。
復路について、酒井監督は「総合3位以内は譲れません。守りに入らず、攻めの駅伝をしていきたい」と前を向いた。
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