2023.12.12
第30回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 早大 12時間21分10秒
2位 日大 12時間25分55秒
3位 中大 12時間27分28秒
4位 法大 12時間34分58秒
5位 明大 12時間38分26秒
6位 東洋大 12時間57分03秒
7位 立教大 12時間58分49秒
8位 東教大 13時間04分02秒
9位 専大 13時間20分35秒
10位 日体大 13時間27分16秒
11位 神奈川大 13時間41分48秒
12位 東農大 13時間50分38秒
13位 横浜国大 14時間03分30秒
14位 横浜市大 14時間18分06秒
15位 拓大 14時間21分33秒
●区間賞
1区 三浦達郎(中大) 1時間11分17秒
2区 菊地直志(中大) 1時間06分43秒
3区 楠雪高(明大) 1時間11分07秒
4区 政成孝冶(早大) 1時間09分11秒
5区 山内二郎(法大) 1時間30分18秒
6区 西村良三(中大) 1時間15分45秒
7区 日置一樹(中大) 1時間07分44秒
8区 伊藤文雄(法大) 1時間16分00秒
9区 衣笠治重(早大) 1時間07分57秒
10区 大西増夫(法大) 1時間15分25秒
第30回(1954年/昭和29年) 早大が2年ぶり9度目V!ラジオ放送開始で全国区に
第30回大会は横浜市立大が初出場し、全15校で争われ、劇的な幕切れとなる。 レース序盤をリードしたのは連覇を狙う中大。1区の三浦達郎が2年連続の区間賞を獲得すると、2区の菊池直志も区間賞で首位をキープする。 3区で明大に抜かれたが、4区の杉崎隆志が区間賞の走りで首位を奪い返し、2位の明大と20秒差で5区にタスキをつないだ。 先頭を行く中大から1分29秒差の3位で小田原をスタートした早大。5区の中村保徳が区間2位と好走し、明大と中大をかわして、20年ぶりの往路優勝を成し遂げて、2位に55秒差で中大が続いた。 6区では中大の西村良三が区間賞で早大との差を1秒詰めると、7区の日置一樹も区間賞の走りで早大を逆転。っこで2分10秒の差がついたが、8区では13秒差に詰まる。 抜きつ抜かれつの攻防となるなか、早大の9区・衣笠治重が区間賞の快走。中大を再度逆転し、3分27秒差をつけて10区の昼田哲士にタスキをつないだ。 1年生の昼田は元々、1500mが専門。後ろから追いかける中大の斉藤安雄は昼田よりを走力で上回っており、逆転を防ぐために中村清監督は昼田に前半から飛ばすよう指示した。 しかし、飛ばし過ぎた昼田は品川を過ぎたあたりで失速。内幸町ではふらふらの状態になった。これを見た中村監督は急遽、校歌である『都の西北』を歌ってサイドカーの上から激励。昼田は失神状態になりながらも伴走しはじめた浜部憲一コーチとともに走り続け、倒れ込むようにフィニッシュ。早大が2年ぶり9回目の優勝を果たした。 この様子はNHKラジオで実況中継されており、当時は大きな話題となった。現在でも箱根駅伝の名場面の一つとして語り継がれている。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第30回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 早大 12時間21分10秒 2位 日大 12時間25分55秒 3位 中大 12時間27分28秒 4位 法大 12時間34分58秒 5位 明大 12時間38分26秒 6位 東洋大 12時間57分03秒 7位 立教大 12時間58分49秒 8位 東教大 13時間04分02秒 9位 専大 13時間20分35秒 10位 日体大 13時間27分16秒 11位 神奈川大 13時間41分48秒 12位 東農大 13時間50分38秒 13位 横浜国大 14時間03分30秒 14位 横浜市大 14時間18分06秒 15位 拓大 14時間21分33秒 ●区間賞 1区 三浦達郎(中大) 1時間11分17秒 2区 菊地直志(中大) 1時間06分43秒 3区 楠雪高(明大) 1時間11分07秒 4区 政成孝冶(早大) 1時間09分11秒 5区 山内二郎(法大) 1時間30分18秒 6区 西村良三(中大) 1時間15分45秒 7区 日置一樹(中大) 1時間07分44秒 8区 伊藤文雄(法大) 1時間16分00秒 9区 衣笠治重(早大) 1時間07分57秒 10区 大西増夫(法大) 1時間15分25秒
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