HOME 国内

2023.12.10

35歳・高島由香が2位!自己記録を35秒以上更新の30分57秒26 2大会ぶり五輪へ「一つひとつ丁寧に」/日本選手権10000m
35歳・高島由香が2位!自己記録を35秒以上更新の30分57秒26 2大会ぶり五輪へ「一つひとつ丁寧に」/日本選手権10000m

23年日本選手権10000mで2位に入った高島由香

◇第107回日本選手権10000m(12月10日 東京・国立競技場)

第107回日本選手権10000mが行われ、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が30分55秒29で3連覇を飾った。

残り200mで廣中のスパートに屈したものの、小海遥(第一生命グループ)、五島莉乃(資生堂)との2位争いを制したのが35歳の高島由香(資生堂)。日本歴代6位の30分57秒26と、これまでの自己ベスト(31分33秒33)を6年ぶりに35秒以上も塗り替える激走を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

チームメイトのジュディ・チャンプングティチがペースメーカー役を担い、その後ろにつく五島の背中を常に見ながら、「練習を思い出して走りました」。

終盤に遅れそうな場面もあったが、ベテランらしい経験と、「スピードがないと世界とも、日本でも戦えない」と磨いてきたスパートを発揮した。

2015年北京世界選手権、16年リオ五輪と世界の舞台を踏んできたが、その後はケガなどで苦しい時期を経験。その中でも、「た4年前くらいから体幹やウエイトトレーニングなどで(身体を)改善してきました」。11月26日のクイーンズ駅伝では10km区間の5区で区間賞に輝くなど、30歳を超えてさらに進化を続けている。

2大会ぶりの五輪へ、「一つひとつ丁寧にやっていきたい」と力強く語った。

◇第107回日本選手権10000m(12月10日 東京・国立競技場) 第107回日本選手権10000mが行われ、廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が30分55秒29で3連覇を飾った。 残り200mで廣中のスパートに屈したものの、小海遥(第一生命グループ)、五島莉乃(資生堂)との2位争いを制したのが35歳の高島由香(資生堂)。日本歴代6位の30分57秒26と、これまでの自己ベスト(31分33秒33)を6年ぶりに35秒以上も塗り替える激走を見せた。 チームメイトのジュディ・チャンプングティチがペースメーカー役を担い、その後ろにつく五島の背中を常に見ながら、「練習を思い出して走りました」。 終盤に遅れそうな場面もあったが、ベテランらしい経験と、「スピードがないと世界とも、日本でも戦えない」と磨いてきたスパートを発揮した。 2015年北京世界選手権、16年リオ五輪と世界の舞台を踏んできたが、その後はケガなどで苦しい時期を経験。その中でも、「た4年前くらいから体幹やウエイトトレーニングなどで(身体を)改善してきました」。11月26日のクイーンズ駅伝では10km区間の5区で区間賞に輝くなど、30歳を超えてさらに進化を続けている。 2大会ぶりの五輪へ、「一つひとつ丁寧にやっていきたい」と力強く語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

NEWS 400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

2025.12.08

400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]

NEWS 福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top