HOME 駅伝

2023.11.19

早大・山口智規が日本人トップの3位!1時間1分16秒で“大迫超え”の早大新記録「箱根は2区で勝負したい」/上尾ハーフ
早大・山口智規が日本人トップの3位!1時間1分16秒で“大迫超え”の早大新記録「箱根は2区で勝負したい」/上尾ハーフ

23年上尾ハーフで日本人学生1位、2位を占めた山口智規(早大、左)と松永伶(法大)

11月19日、第36回2023上尾シティハーフマラソンが開催され、ポール・クイラ(JR東日本)が1時間0分47秒でハーフの部を制した。2位はブライアン・キピエゴ(山梨学大1)で1時間1分07秒、日本人学生最上位の3位には1時間1分16秒で山口智規(早大2)が入った。

山口は東京五輪マラソン6位入賞の大迫傑(Nike)が13年間保持していた早大記録を31秒更新。「大迫さんが1年生の時の記録なので、絶対に超えなければいけない記録だと思っていました」と自信を深めた。

「1km3分ペース」で臨むつもりだったものの、「走り出したら余裕があったので、行けるところまでいっちゃおう」とペースアップ。1ヵ月半後に迫る箱根駅伝に向けては「2区で勝負したい気持ちがある」と、エース区間での快走を誓った。

広告の下にコンテンツが続きます

4位には1時間1分56秒で松永伶(法大)が入り、山口とともに来年3月に開催されるニューヨークシティハーフマラソンに招待されることが決まった。

優勝のクイラは日本の仙台育英高(宮城)出身の33歳。インターハイ1500mでは3年連続優勝などの実績を誇り、卒業後はコニカミノルタ、JR東日本で活躍の場を広げた。今年7月にJR東日本のコーチに就任して第一線からは退いたものの、ハーフマラソン自己記録59分47秒(15年)の健脚ぶりをアピールした。

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)4位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)は防府読売マラソンを控えるなか、1時間3分11秒だった。

11月19日、第36回2023上尾シティハーフマラソンが開催され、ポール・クイラ(JR東日本)が1時間0分47秒でハーフの部を制した。2位はブライアン・キピエゴ(山梨学大1)で1時間1分07秒、日本人学生最上位の3位には1時間1分16秒で山口智規(早大2)が入った。 山口は東京五輪マラソン6位入賞の大迫傑(Nike)が13年間保持していた早大記録を31秒更新。「大迫さんが1年生の時の記録なので、絶対に超えなければいけない記録だと思っていました」と自信を深めた。 「1km3分ペース」で臨むつもりだったものの、「走り出したら余裕があったので、行けるところまでいっちゃおう」とペースアップ。1ヵ月半後に迫る箱根駅伝に向けては「2区で勝負したい気持ちがある」と、エース区間での快走を誓った。 4位には1時間1分56秒で松永伶(法大)が入り、山口とともに来年3月に開催されるニューヨークシティハーフマラソンに招待されることが決まった。 優勝のクイラは日本の仙台育英高(宮城)出身の33歳。インターハイ1500mでは3年連続優勝などの実績を誇り、卒業後はコニカミノルタ、JR東日本で活躍の場を広げた。今年7月にJR東日本のコーチに就任して第一線からは退いたものの、ハーフマラソン自己記録59分47秒(15年)の健脚ぶりをアピールした。 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)4位の川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)は防府読売マラソンを控えるなか、1時間3分11秒だった。

上尾ハーフ 学生上位成績をチェック!

ブライアン・キピエゴ(山梨学大)1.01.07 山口智規(早大)1.01.16 松永怜(法大)1.01.56 ピーター・ワンジル(大東大)1.02.00 高山豪起(國學院大)1.02.05 宮岡幸大(法大)1.02.07 白鳥哲汰(駒大)1.02.14 庭瀬俊輝(駒大)1.02.15 吉田蔵之介(國學院大)1.02.29 吉川響(明大)1.02.31 安原太陽(駒大)1.02.34 辻原輝(國學院大)1.02.38 花尾恭輔(駒大)1.02.39 ロホマン・シュモン(東海大)1.02.40 片川祐大(亜細亜大)1.02.40 児玉真輝(明大)1.02.42 稲見崚(中央学大)1.02.46 武田和馬(法大)1.02.48 鎌田匠馬(國學院大)1.02.49 大湊柊翔(明大)1.02.54

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top