2023.11.14
東京2025デフリンピックの応援アンバサダーに就任した女優・タレントの長濱ねるさんが11月14日、大会開幕2年前イベントとして期間限定で営業する「みるカフェ」(東京・原宿)のオープニングセレモニーに出席した。
デフリンピックは4年に一度の聴覚障がい者のための総合スポーツ大会で、2025年に東京で日本初開催となる。長濱さんは手話を交えてあいさつし、「今日はみなさんにデフリンピックとみるカフェの魅力をたくさん伝えられるように頑張ります」と意気込み。小池百合子都知事とともに音声認識などを駆使した注文などを体験。その後は同じくアンバサダーを務める川俣郁美さん、陸上デフリンピック金メダリストの山田真樹(渕上ファインズ)、空手の小倉涼とトークイベントにも登壇した。
カフェについて「音声や手話を性格に読み取っていて、こんなに円滑にコミュニケーションが進むんだとビックリしました」と語り、「この場所(原宿)にカフェができることで、日本だけじゃなく世界中の人と手話でつながる架け橋になるようなカフェでうれしいです」と笑顔を見せる。アンバサダーとして「デフスポーツはオリンピックとルールはほとんど変わらず、スタートの合図は光で伝えられているなど、工夫しながら行われています」と紹介。「みなさんにデフスポーツの魅力を発信して、みなさんとの架け橋になれるように頑張ります」と意気込みを語った。
――改めてカフェを見ていかがでしたか。
長濱 カラフルで開けた空間になっていて、川俣さんもおっしゃっていましたが、目からたくさん情報を得られるカフェになっているなと思いました。
――実際にデフリンピック金メダリストと交流してみて。
長濱 お話ししてみてわかることがたくさんありました。手話を使ってちょっとだけ会話をしてみたのですが、もっともっと手話を勉強したいと思うきっかけになりました。お二人ともすごくかっこよかったです。すらっとして脚も長くて……。2025東京大会での山田選手、小椋選手が活躍されるのがとっても楽しみになりました。
――デフスポーツについて、どのような印象をお持ちですか。
長濱 目からの情報がすごく重要になってくるなと思います。デフスポーツはスタートのタイミングが光になっているとおっしゃっていて、審判とのコミュニケーションは手話で行われると知りました。デフスポーツならではの苦労もありつつ、それが魅力にもなるんじゃないのかなと思います。
――2025年は東京でデフリンピック、そして世界陸上も開催されます。アスリートに向けてメッセージをお願いします。
長濱 いつも勇気をいただいております! 日本国民一丸となって応援、サポートできるように頑張ります!! みなさんのこと応援しています。頑張ってください!
【動画】手話であいさつするデフリンピック応援アンバサダーの長濱ねるさん!
#東京2025デフリンピック
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 14, 2023
応援アンバサダーの #長濱ねる さんが手話であいさつ🌟 https://t.co/31935hoSmu pic.twitter.com/Xqn49zRorY
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]
2025.12.24
箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]
2025.12.24
セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!
セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
