2023.11.06
11月6日、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズGSの福岡国際マラソン(12月3日)の実行委員会が記者会見を行い、11人の招待選手を含む295名のエントリー選手を発表した。
国内から招待選手として登録されたのは2時間6分35秒のベストを持つ細谷恭平(黒崎播磨)のみ。細谷は10月のMGCにもエントリーしたが、中間点過ぎに転倒して途中棄権。ただ、身体のダメージはほとんどなく、11月3日の九州実業団毎日駅伝にも出場している。
このほか、主催者推薦出場として市田宏(旭化成)がエントリーしたほか、2時間10分台のベストを持つ熊谷拓馬(住友電工)や飛松佑輔(日置市役所)が登録された。
海外勢では09年、11年世界選手権のマラソンで連覇を飾り、20年にも2時間5分台で走った41歳のアベル・キルイ(ケニア)が参戦。19年のバレンシアで2時間4分51秒をマークしたアベベネゲウォ・デゲファ(エチオピア)、21年の福岡国際マラソンを制したマイケル・ギザエ(スズキ/ケニア)らもエントリーされている。
今大会はパリ五輪のマラソン代表の最後の1枠を懸けた「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」の第1戦目。2時間5分50秒以内をマークし、その後のファイナルチャレンジで該当記録を上回る選手が現われない場合は、パリ五輪代表に内定する。
レースは同日12時10分にスタート。コースは平和台陸上競技場発着、福岡市西南部を周回し、香椎折り返しの「福岡朝日国際マラソンコース」で行われ、大会の模様はテレビ朝日系列で全国生中継される。
■福岡国際マラソン2023 主なエントリー選手 右は自己ベスト
アベル・キルイ(ケニア) 2.05.04
アベベネゲウォ・デゲファ(エチオピア) 2.04.51
ベスウェル・イエゴン(ケニア) 2.06.14
細谷恭平(黒崎播磨) 2.06.35
マイケル・ギザエ(スズキ) 2.07.28
ソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー) 2.05.48
ヴィンセント・ライモイ(スズキ) 2.07.01
ゼライクブロム・メスンギ(ノルウェー) 2.07.10
ブレット・ロビンソン(オーストラリア) 2.07.31
ベスウェル・ルト(ケニア) 2.07.34
楊紹輝(中国) 2.07.49
熊谷拓馬(住友電工) 2.10.41
ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨) 2.10.45
飛松佑輔(日置市役所) 2.10.47
田中飛鳥(RUNLIFE) 2.10.13
市田宏(旭化成) 2.12.23
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
-
2025.06.08
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会