HOME 国内

2023.10.29

ヘンプヒル恵 22年日本選手権以来の七種競技5356点で来季に弾み
ヘンプヒル恵 22年日本選手権以来の七種競技5356点で来季に弾み

ヘンプヒル恵と水谷佳歩

10月28、29日に中京大土曜競技会が行われ、女子七種競技にヘンプヒル恵(アトレ)が出場し、今季日本リスト6位となる5356点をマークした。

昨年の日本選手権で5年ぶり(4度目)に女王の座に返り咲いたヘンプヒル。今季シーズンイン直前で膝の違和感があり、シーズン前半は試合に出場せず。日本選手権も見送った。

10月にようやく実戦復帰し、記録会に出場してはいたものの、これが1年4ヵ月ぶりの七種競技。1種目めの100mハードルを13秒75(+1.9)でスタートすると、砲丸投ではセカンドベストとなる12m15をプット。収穫と課題を得る大会となった。

広告の下にコンテンツが続きます

2017年、2020年と膝の大ケガを負いながら這い上がってきた不屈の女王が、来季に向けて大きな弾みとなる一歩を踏み出した。

2位に入った水谷佳歩(中京大院)も5241点と2年ぶりに自己記録を更新して初の5200点超え。また、男子十種競技では、山下朋紀(長谷工グループ)が7154点でトップ、棒高跳で5m70の記録を持つ石川拓磨(東京海上日動CS)が初十種ながら7142点と驚異的な能力を発揮して2位だった。リオ五輪代表の中村明彦(スズキ)は母校で最後の十種競技に出場。6965点の4位だった。

10月28、29日に中京大土曜競技会が行われ、女子七種競技にヘンプヒル恵(アトレ)が出場し、今季日本リスト6位となる5356点をマークした。 昨年の日本選手権で5年ぶり(4度目)に女王の座に返り咲いたヘンプヒル。今季シーズンイン直前で膝の違和感があり、シーズン前半は試合に出場せず。日本選手権も見送った。 10月にようやく実戦復帰し、記録会に出場してはいたものの、これが1年4ヵ月ぶりの七種競技。1種目めの100mハードルを13秒75(+1.9)でスタートすると、砲丸投ではセカンドベストとなる12m15をプット。収穫と課題を得る大会となった。 2017年、2020年と膝の大ケガを負いながら這い上がってきた不屈の女王が、来季に向けて大きな弾みとなる一歩を踏み出した。 2位に入った水谷佳歩(中京大院)も5241点と2年ぶりに自己記録を更新して初の5200点超え。また、男子十種競技では、山下朋紀(長谷工グループ)が7154点でトップ、棒高跳で5m70の記録を持つ石川拓磨(東京海上日動CS)が初十種ながら7142点と驚異的な能力を発揮して2位だった。リオ五輪代表の中村明彦(スズキ)は母校で最後の十種競技に出場。6965点の4位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

NEWS 明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

2025.12.16

明大競走部2026年度合格者発表 インターハイ5000m競歩3位・井上隼太朗や1500m5位・小林環ら

明大競走部は12月16日、スポーツ特別入学試験合格者の男子15名を発表した。 インターハイ5000m競歩で3位に入った井上隼太朗(東京高3)、1500m5位の小林環(静岡東高3)、三段跳6位の宮崎悠真(十日町高3新潟)、 […]

NEWS 五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

2025.12.16

五輪入賞の鈴木優花が第一生命グループを退社し移籍「経験と変化を糧に、次の目標に向けて頑張る」登録名も変更

昨年のパリ五輪女子マラソン6位の鈴木優花が12月15日付で第一生命グループを退社し、今日16日付でクラフティア(9月末まで九電工)に入社した。両社が発表した。 秋田・大曲高出身で26歳の鈴木。大東大で一気に成長を遂げ、2 […]

NEWS 【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

2025.12.16

【プレゼント】日本テレビ「箱根駅伝グッズ」特製タオル&ロゴ入りペン/2026年1月号

箱根駅伝を独占中継する日本テレビ放送網のご厚意により、①特製タオル(約34㎝×約80㎝)、②箱根駅伝ロゴ入りペン(ボールペン4色、シャープペン1色)を、それぞれ20名にプレゼントします。 希望者は下記リンクにアクセスし、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top