2023.09.30
9月30日、第41回全日本大学女子駅伝の関東地区予選を兼ねた第29回関東大学女子駅伝が千葉県印西市の6区間34.4kmのコースで行われ、大東大が1時間52分25秒で7年ぶり4回目の優勝を果たした。
大会にはオープン参加を含め、前回より2チーム多い22チームが参加。大東大は1区で吉井優唯(1年)がトップと5秒差の3位でスタートを切ると、2区の藤原唯奈(3年)の区間賞でトップに浮上した。3区では留学生のサラ・ワンジル(1年)が区間2位で後続とのタイム差を1分以上に広げると、4区の蔦野萌々香(1年)、5区の野田真理耶(1年)、6区の四元桃奈(4年)がいずれも区間賞を獲得。昨年から距離設定が変更となった新しいコースではあるものの、前回の日体大が樹立した大会記録を2分38秒も塗り替えて、悲願の全日本制覇に向けて弾みとした。
前回途中棄権となった城西大が1時間54分42秒で2位。3区の髙橋葵(2年)が5位でタスキを受けると区間4位ながら3人をかわして2位に浮上。以降もその順位をキープした。連覇を狙った日体大が1時間55分28秒で3位。全日本大会のシード権を持たない4位玉川大、5位中大、6位順大が全国への出場権を手にしている。また、全日本のシード権を保持する拓大は6区で途中棄権となった。
なお、今大会で出場権を得られなかった大学でも、全国を対象とした5000m6名の持ちタイムによる書類選考で上位5校に入れば全日本大学女子駅伝に出場権が与えられる。
第41回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月29日、仙台市陸上競技場を発着とする6区間38kmで争われる。
【総合成績】第29回関東大学女子駅伝
1位 大東大 1時間52分25秒 2位 城西大 1時間54分42秒 3位 日体大 1時間55分28秒 4位 玉川大 1時間55分45秒 5位 中大 1時間55分53秒 6位 順大 1時間55分59秒 ―以上、全日本大会出場? 7位 東農大 1時間57分43秒 8位 東洋大 1時間57分58秒 9位 城西国際大 1時間58分53秒 10位 立教大 1時間59分03秒 11位 帝京科学大 1時間59分43秒 12位 筑波大 1時間59分48秒 13位 駿河台大 2時間03分22秒 14位 東女体大 2時間04分56秒 15位 松蔭大 2時間06分22秒 16位 東海大 2時間06分38秒 17位 国士大 2時間11分19秒 18位 群馬大 2時間22分21秒 拓大 途中棄権 東大大学院 途中棄権 亜細亜大 途中棄権 オープン 東洋大B 2時間02分48秒 【区間賞】 1区(4.3km)嶋田桃子(日体大3) 13分39秒 2区(3.0km)藤原唯奈(大東大3) 9分30秒 3区(8.6km)小川陽香(立教大1) 28分14秒 4区(5.6km)蔦野萌々香(大東大1) 18分16秒 5区(7.3km)野田真理耶(大東大1)24分13秒 6区(5.6km)四元桃奈(大東大3) 18分28秒RECOMMENDED おすすめの記事
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