HOME 国内、大学

2023.09.18

日体大V3!主将の須藤美桜「最後まであきらめなかったからできた」三段跳・鴨下若菜が殊勲の4位/日本IC
日体大V3!主将の須藤美桜「最後まであきらめなかったからできた」三段跳・鴨下若菜が殊勲の4位/日本IC

23年日本インカレで女子総合優勝を達成した日体大

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

日本インカレの全日程が終了し、女子総合は日体大が69点で3連覇。通算11度目の優勝を果たした。福岡大と同点ながら優勝種目数で決着がついた。

広告の下にコンテンツが続きます

4×400mリレーが終わった段階で、まだ福岡大が有利だった。動いたのは、マイルリレーの直後だった。三段跳で鴨下若菜が12m74(-1.8)をジャンプして8位から4位へ浮上。この結果、福岡大と得点を並べることができた。鴨下は「全然知らなくて終わってから聞いて、『MVPもらわないと』と言いました」とはにかみ、「4年生でやっとチームに貢献できました」と誇った。

主将は400mの須藤美桜。「リレーが終わった後、ちょこちょこ(総合の行方が)、聞こえてきました」。総合優勝を手にして笑顔が弾けた。

「勝ち続けるのは本当に難しかった」

先輩たちがつないできた連覇。しかも、昨年は同じ東京高出身の先輩だった主将の髙橋真由からバトンを受け取った。でも――と言葉を紡ぐ。

「総合争いはあまりこだわらないようにしていて、全員があきらめなかったら総合優勝ができました」

須藤自身は「個人で何もできなかった」。関東インカレこそ制したものの思った走りができず不安も大きかったという。それでも「美桜が3年間やってくれたことの(恩を)返しているだけだよ」と仲間が言ってくれた。高校時代からの同期・島野真生が110mハードルで3年ぶりに優勝。一時は体調不良で体重も激減したが、まさに「あきらめない」姿勢が示したものだった。

卒業後は高校教員になる見込み。名門の東京高、日体大を背負った経験が必ず生きてくる。「あきらめなくて本当に良かったです」。日体大最強時代へ。そのバトンはしっかりと後輩へつながれた。

◇第92回日本インカレ(9月14日~17日/埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)日本インカレの全日程が終了し、女子総合は日体大が69点で3連覇。通算11度目の優勝を果たした。福岡大と同点ながら優勝種目数で決着がついた。4×400mリレーが終わった段階で、まだ福岡大が有利だった。動いたのは、マイルリレーの直後だった。三段跳で鴨下若菜が12m74(-1.8)をジャンプして8位から4位へ浮上。この結果、福岡大と得点を並べることができた。鴨下は「全然知らなくて終わってから聞いて、『MVPもらわないと』と言いました」とはにかみ、「4年生でやっとチームに貢献できました」と誇った。主将は400mの須藤美桜。「リレーが終わった後、ちょこちょこ(総合の行方が)、聞こえてきました」。総合優勝を手にして笑顔が弾けた。「勝ち続けるのは本当に難しかった」先輩たちがつないできた連覇。しかも、昨年は同じ東京高出身の先輩だった主将の髙橋真由からバトンを受け取った。でも――と言葉を紡ぐ。「総合争いはあまりこだわらないようにしていて、全員があきらめなかったら総合優勝ができました」須藤自身は「個人で何もできなかった」。関東インカレこそ制したものの思った走りができず不安も大きかったという。それでも「美桜が3年間やってくれたことの(恩を)返しているだけだよ」と仲間が言ってくれた。高校時代からの同期・島野真生が110mハードルで3年ぶりに優勝。一時は体調不良で体重も激減したが、まさに「あきらめない」姿勢が示したものだった。卒業後は高校教員になる見込み。名門の東京高、日体大を背負った経験が必ず生きてくる。「あきらめなくて本当に良かったです」。日体大最強時代へ。そのバトンはしっかりと後輩へつながれた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.11.06

編集部コラム「感動」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 【男子三段跳】長尾一輝(洛南高3)15m81=高校歴代8位タイ

2026.11.06

【男子三段跳】長尾一輝(洛南高3)15m81=高校歴代8位タイ

京都私学総体が11月6日、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子三段跳で長尾一輝(洛南高3京都)が高校歴代8位タイとなる15m81(+1.7)をマークした。 長尾は昨年、広島インターハイで自己新(15m30)を出し […]

NEWS 〝虎視眈々〟と初マラソンへ、HOKAアスリート・近藤幸太郎の新たな挑戦

2026.11.06

〝虎視眈々〟と初マラソンへ、HOKAアスリート・近藤幸太郎の新たな挑戦

大学・実業団ではチームのエースとして駅伝で活躍 近藤幸太郎というランナーを語る上で欠かせないのが、学生駅伝だ。愛知・豊川工業高校を卒業後、駅伝の名門・青山学院大学へ進学。 大学入学当初は世界やマラソン挑戦などは見据えず、 […]

NEWS 後藤大樹 シーズン最後は走幅跳で7m10!「楽しくやれました」と笑顔の自己新締め

2026.11.06

後藤大樹 シーズン最後は走幅跳で7m10!「楽しくやれました」と笑顔の自己新締め

男子400mの高校記録更新から中2日、後藤大樹(洛南高2年京都)が京都府私学総体(11月6日/たけびしスタジアム京都)で男子走幅跳に出場した。4回目に自己新となる7m10(+0.9)をマークして優勝。400mハードルで日 […]

    NEWS 競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任

    2026.11.06

    競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任

    競歩指導者の鈴木茂雄氏が11月3日に病気のため亡くなった。78歳だった。 鈴木氏は東京都荒川区出身。区役所に勤務しながら競歩の指導に携わり、小坂忠広、園原健弘、今村文男といったオリンピアン、指導者として活躍する三浦康二氏 […]

      SNS

      Latest Issue 最新号最新号

      2026年11月号 (10月14日発売)

      2026年11月号 (10月14日発売)

      アジア大会総特集
      駅伝プレビュー

      page top