2023.09.01
8月31日、スイス・チューリヒでダイヤモンドリーグ(DL)の第11戦ヴェルトクラッセ・チューリヒが行われ、男子200mではブダペスト世界選手権スプリント3冠のN.ライルズ(米国)が19秒80(-0.5)で優勝した。
ライルズはスタートから飛び出すと、世界選手権銀メダルのE.ナイトン(米国)らの追い上げを許さず快勝。世界選手権の疲労をまったく感じさせない走りとなった。
今大会にはライルズを含むブダペスト世界選手権金メダリストが13人出場。女子100mはS.リチャードソン(米国)が10秒88(-0.2)で、女子200mはS.ジャクソン(ジャマイカ)が21秒82(-0.8)でいずれも今季DL3勝目を挙げた。
男子棒高跳はA.デュプランティス(スウェーデン)が6m00、女子三段跳のY.ロハス(ベネズエラ)は15m15(+0.9)でともに貫禄勝ち。男子走幅跳はM.テントグルー(ギリシャ)が8m20 (-0.5)を最終跳躍でマークして優勝した。
女子100mハードルではD.ウィリアムズ(ジャマイカ)が12秒54(-0.2)、女子3000m障害はM.W.ヤヴィ(バーレーン)が9分03秒19で勝った。前日に室内で行われた女子棒高跳ではN.ケネディ(豪州)が今季世界最高の4m91を跳び、オセアニア記録も更新して優勝を飾っている。
一方、男子400mハードルでは、ブダペスト銀のK.マクマスター(英領ヴァージン諸島)が47秒27で、世界記録保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)を下す金星。ワルホルムは47秒30で2位だった。
男子1500mはブダペスト世界選手権5位のY.ヌグセ(米国)が3分30秒49で制し、金メダリストのJ.カー(英国)は3分30秒51で2位に続いた。男子やり投はJ.ヴァドレイヒ(チェコ)が85m86がN.チョプラ(インド)を抑えて優勝した。
また、男子走高跳はM.E.バルシム(カタール)が2m35でV。2位のH.カー(ニュージーランド)は2m33で自国記録を更新。ブダペスト金メダルのG.タンベリ(イタリア)は2m28で4位だった。
そのほか、女子400mではS.ミラー・ウイボ(バハマ)が51秒83で優勝している。
DL第12戦は9月2日に中国・厦門で行われる。
【動画】男子200mはライルズがV DLチューリヒのハイライト
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.07
-
2025.12.07
-
2025.12.07
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.07
パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]
2025.12.07
女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]
2025.12.07
大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む
男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]
2025.12.07
34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン
バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子では34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒(速報値)で4位だった。 これまでの日本記録は2021年に出した鈴木健吾(当時富士通)の2時間4分56秒で、これ […]
2025.12.07
順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝
第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025