HOME 高校

2023.05.16

吉澤珠理が女子棒高跳で3m90!鈴木琉胤が1500m&5000mを制し中長距離2冠!/IH千葉県大会
吉澤珠理が女子棒高跳で3m90!鈴木琉胤が1500m&5000mを制し中長距離2冠!/IH千葉県大会

2023年千葉県大会で1500mと5000mの2冠を達成した鈴木琉胤(八千代松陰)

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

千葉県大会は5月11日~14日の4日間、千葉総合スポーツセンター競技場で行われ、5つの大会新記録が生まれた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子棒高跳では昨年インターハイ6位の吉澤珠理(日体大柏3)が3m90の大会新記録で優勝を飾った。2位の鈴木彩生(安房3)も3m82の大会記録を上回った。

男子5000m競歩は、昨年の関東高校新人優勝の向井優太郎(我孫子3)が20分49秒15の大会新で1位。昨年のインターハイ路線は南関東大会で失格となっており、雪辱に燃える。

男子八種競技では宮下輝一(市船橋1)が高1歴代4位の5488点で頂点に立った。宮下は昨年の全中四種競技で3位。今シーズンも4月下旬の支部予選で5364点をマークし、県大会でさらに124点も更新した。やり投でも56m22で制し、1年生ながら2種目を制した。

昨年の国体少年B3000mを制した注目の鈴木琉胤(八千代松陰2)は1500m、5000mの2種目に優勝。3分52秒07、14分13秒48と好タイムを並べた。女子でも1年生の村上美優(成田)が4分27秒07で大会新Vを飾ると、800mも2分13秒94で2冠を獲得。1500mでは4分27秒08の0.01秒差で2位となった中後心晴(市船橋3)も大会記録を塗り替えた。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、女子100m、200mを12秒21(-2.7)、24秒55(-1.4)で制した杉本心結(市船橋3)は、4×100mリレー(46秒81)、4×400mリレー(3分46秒69)で優勝し、4種目を制覇。女子砲丸投で14m01と圧勝したオボルディ衣乃帆(成田3)も、円盤投を35m08で優勝を果たしている。

例年ハイレベルとなる男子4×400mリレーは市柏が3分13秒63の好タイムをマーク。市船橋、東海大望洋、成田などインターハイ入賞経験のあるチームを抑えて優勝を飾った。

総合争いは市船橋が男女ともに制覇。男子は117点と2位にダブルスコアをつける大差で圧勝し、女子は成田との接戦を制して152点で優勝した。

南関東大会は6月16日から4日間、山梨県の小瀬スポーツ公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 千葉県大会は5月11日~14日の4日間、千葉総合スポーツセンター競技場で行われ、5つの大会新記録が生まれた。 女子棒高跳では昨年インターハイ6位の吉澤珠理(日体大柏3)が3m90の大会新記録で優勝を飾った。2位の鈴木彩生(安房3)も3m82の大会記録を上回った。 男子5000m競歩は、昨年の関東高校新人優勝の向井優太郎(我孫子3)が20分49秒15の大会新で1位。昨年のインターハイ路線は南関東大会で失格となっており、雪辱に燃える。 男子八種競技では宮下輝一(市船橋1)が高1歴代4位の5488点で頂点に立った。宮下は昨年の全中四種競技で3位。今シーズンも4月下旬の支部予選で5364点をマークし、県大会でさらに124点も更新した。やり投でも56m22で制し、1年生ながら2種目を制した。 昨年の国体少年B3000mを制した注目の鈴木琉胤(八千代松陰2)は1500m、5000mの2種目に優勝。3分52秒07、14分13秒48と好タイムを並べた。女子でも1年生の村上美優(成田)が4分27秒07で大会新Vを飾ると、800mも2分13秒94で2冠を獲得。1500mでは4分27秒08の0.01秒差で2位となった中後心晴(市船橋3)も大会記録を塗り替えた。 このほか、女子100m、200mを12秒21(-2.7)、24秒55(-1.4)で制した杉本心結(市船橋3)は、4×100mリレー(46秒81)、4×400mリレー(3分46秒69)で優勝し、4種目を制覇。女子砲丸投で14m01と圧勝したオボルディ衣乃帆(成田3)も、円盤投を35m08で優勝を果たしている。 例年ハイレベルとなる男子4×400mリレーは市柏が3分13秒63の好タイムをマーク。市船橋、東海大望洋、成田などインターハイ入賞経験のあるチームを抑えて優勝を飾った。 総合争いは市船橋が男女ともに制覇。男子は117点と2位にダブルスコアをつける大差で圧勝し、女子は成田との接戦を制して152点で優勝した。 南関東大会は6月16日から4日間、山梨県の小瀬スポーツ公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top