2023.01.25
拓大陸上競技部は1月25日、今春から大分東明高校で指導する井上浩氏が監督に、治郎丸健一氏がコーチに就任することを発表した。山下拓郎監督は3月末をもって退任する。
井上氏は1962年生まれ。大分・中津工高から81年に駒大へ進学。学生時代には4年連続で箱根駅伝を走り、卒業後は安川電機で競技を続けた。引退後は大分東明高で教員を務めるかたわら、陸上部を指導。全国高校駅伝では16、17年、21年に4位に導いたほか、18年の三重インターハイでは総合優勝にも輝いた。
治郎丸氏は1984年生まれ。鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)から駒大に進み、4年時の箱根駅伝では10区区間5位と好走した。卒業と同時に大分東明高で井上氏の指導をサポートしながら競技も続け、ロードレースで活躍したこともあり、翌年から日清食品グループに入社した。引退してからは桜美林大でプレイングコーチ、昨年で活動を休止した実業団のラフィネグループで監督も務めた。
拓大陸上部はこれまで箱根駅伝に42回の出場を誇り、近年はOBの藤原新、中本健太郎がマラソン代表でロンドン五輪にも出場。19年からは山下監督が就任していたものの、至近2年は箱根駅伝出場を逃していた。
拓大監督に就任する井上氏のコメント
「この度、4月1日付で拓殖大学陸上競技部監督に就任致します。『為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』これは、江戸時代、米沢藩の立て直しに成功した、上杉鷹山の言葉です。 目指すはただ一つ、『箱根駅伝への復活』です。今年は卯年。拓殖大学にとっても飛躍の年にしたいものです。 開拓の精神を常に意識し、部員一丸となり、勇往邁進していく覚悟です。どうぞ、よろしくお願い致します」RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
-
2025.07.13
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.13
偉大な兄の背中を追った苦労人・右代啓欣が十種競技初制覇「続けてきた陸上、意味があった」/日本選手権混成
◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は右代啓欣(エントリー)が7488点の自己新で初優勝を果たした。 思い […]
2025.07.13
38歳・右代啓祐が5位!20年連続7000点超、投てき3種目トップ「どれだけ合わせられるか」脱落続出の後輩に喝とエール/日本選手権混成
◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権混成競技の2日目が行われ、男子十種競技は右代啓欣(エントリー)が7488点の自己新で初優勝を果たした。 38 […]
2025.07.13
近大が初優勝!関西勢26年ぶり制覇 ラスト勝負・長葭「自信があった」/日本選手権リレー
◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)2日目 日本選手権リレーの男子4×400mリレーが行われ、近大が3分05秒23で初優勝を飾った。関西学連勢では1999年の同 […]
2025.07.13
月刊陸上競技2025年8月号
Contents 大会報道 TOKYO to TOKYO 日本選手権 久保 凛 2度目の日本新 﨑山雄太 圧巻の87m16!! 桐生祥秀、帰還 田中希実 4年連続2冠の金字塔 泉谷 標準突破3本で代表内定 鵜澤飛羽 20 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会