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2022.04.18

ユニバーシティゲームズの代表内定選手が発表!東京五輪代表の兒玉芽生、黒川和樹ら41名
ユニバーシティゲームズの代表内定選手が発表!東京五輪代表の兒玉芽生、黒川和樹ら41名

兒玉芽生と齋藤愛美

日本学連は18日、6月30日から7月5日まで中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズ(以下、WUG)の代表内定選手41名を発表し、東京五輪代表の兒玉芽生(ミズノ)、黒川和樹(法大)ら41名が選出された。

昨年に開催されるはずだった大会が今年に延期されたことにより、代表選考競技会の参加資格が日本学連加盟校の学生に加え、学部卒1年目・大学院修了1年目の卒業生(ただし26歳以下で日本国籍を有する者)まで拡大。そのため、選考会として昨日まで開催されていた日本学生個人選手権には多くの社会人選手が出場した。

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昨年夏の東京五輪に出場した選手が4名も代表入り。なかでも女子4×100mリレーで予選落ちながら日本歴代2位の43秒44と好タイムを残したメンバーのうち、1走の青山華依(甲南大)と2走の兒玉が100m、3走の齋藤愛美(大阪成蹊AC)が200mと、3人がWUGの代表を射止めた。

男子では400mハードルの日本選手権覇者で、五輪の舞台を経験した黒川が名を連ねた。黒川は日本のお家芸と言われたこの種目で日本歴代10位タイ(学生歴代5位タイ)の48秒68を持つ20歳。選考レースだった日本学生個人選手権では49秒40の大会新で快勝し、2度目の「世界」へ弾みをつけた。

このほか、2019年ドーハ世界選手権女子3000m障害代表の吉村玲美(大東大)や、男子110mハードルで日本歴代4位の13秒28を持つ村竹ラシッド(順大)、ただ一人2019年の前回大会を経験している女子円盤投の齋藤真希(東女体大)などが代表内定を得た。

なお、正式には、JOC理事会の承認を受けて決定となる。

■日本代表選手一覧 41 名(男子24名、女子17名)
<男子>
100m 鈴木涼太(スズキ/城西大卒)
100m 稲毛 碧(早大)
200m 上山紘輝(住友電工/近大卒)
200m 三浦励央奈(早大)
400m 岩崎立来(大体大)
800m 松本純弥(法大)
1500m 飯澤千翔(東海大)
10000m 葛西 潤(創価大)
10000m 嶋津雄大(創価大)
ハーフマラソン 平林清澄(國學院大)
ハーフマラソン 中西大翔(國學院大)
ハーフマラソン 松山和希(東洋大)
20kmW 古賀友太(大塚製薬/明大卒)
20kmW 住所大翔(順大)
20kmW 石田 昴(自衛隊体育学校/立命大卒)
110mH 村竹ラシッド(順大)
110mH 横地大雅(法大)
400mH 黒川和樹(法大)
400mH 山本竜大(SEKI A.C./日本大大学院修了)
走幅跳 吉田弘道(神崎郡陸協/立命大卒)
走幅跳 伊藤 陸(近大工専)
棒高跳 柄澤智哉(日体大)
棒高跳 尾﨑駿翔(ROOTSTOKYO/日体大卒)
十種競技 田上 駿(陸上競技物語/順大大学院修了)
<女子>
100m 青山華依(甲南大)
100m 兒玉芽生(ミズノ/福岡大卒)
200m 青野朱李(山梨学大)
200m 齋藤愛美(大阪成蹊AC/大阪成蹊大卒)
5000m 山本有真(名城大)
5000m 山﨑りさ(日体大)
10000m 小林成美(名城大)
10000m 小松優衣(松山大)
ハーフマラソン 北川星瑠(大阪芸術大)
ハーフマラソン 永長里緒(大阪学大)
ハーフマラソン 山賀瑞穂(大東大)
100mH 玉置菜々子(国士大)
3000mSC 吉村玲美(大東大)
円盤投 齋藤真希(東女体大)
やり投 武本紗栄(佐賀スポーツ協会/大体大卒)
やり投 山元祐季(九州共立大)
七種競技 大玉華鈴(日体大SMG横浜/日体大卒)

日本学連は18日、6月30日から7月5日まで中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズ(以下、WUG)の代表内定選手41名を発表し、東京五輪代表の兒玉芽生(ミズノ)、黒川和樹(法大)ら41名が選出された。 昨年に開催されるはずだった大会が今年に延期されたことにより、代表選考競技会の参加資格が日本学連加盟校の学生に加え、学部卒1年目・大学院修了1年目の卒業生(ただし26歳以下で日本国籍を有する者)まで拡大。そのため、選考会として昨日まで開催されていた日本学生個人選手権には多くの社会人選手が出場した。 昨年夏の東京五輪に出場した選手が4名も代表入り。なかでも女子4×100mリレーで予選落ちながら日本歴代2位の43秒44と好タイムを残したメンバーのうち、1走の青山華依(甲南大)と2走の兒玉が100m、3走の齋藤愛美(大阪成蹊AC)が200mと、3人がWUGの代表を射止めた。 男子では400mハードルの日本選手権覇者で、五輪の舞台を経験した黒川が名を連ねた。黒川は日本のお家芸と言われたこの種目で日本歴代10位タイ(学生歴代5位タイ)の48秒68を持つ20歳。選考レースだった日本学生個人選手権では49秒40の大会新で快勝し、2度目の「世界」へ弾みをつけた。 このほか、2019年ドーハ世界選手権女子3000m障害代表の吉村玲美(大東大)や、男子110mハードルで日本歴代4位の13秒28を持つ村竹ラシッド(順大)、ただ一人2019年の前回大会を経験している女子円盤投の齋藤真希(東女体大)などが代表内定を得た。 なお、正式には、JOC理事会の承認を受けて決定となる。 ■日本代表選手一覧 41 名(男子24名、女子17名) <男子> 100m 鈴木涼太(スズキ/城西大卒) 100m 稲毛 碧(早大) 200m 上山紘輝(住友電工/近大卒) 200m 三浦励央奈(早大) 400m 岩崎立来(大体大) 800m 松本純弥(法大) 1500m 飯澤千翔(東海大) 10000m 葛西 潤(創価大) 10000m 嶋津雄大(創価大) ハーフマラソン 平林清澄(國學院大) ハーフマラソン 中西大翔(國學院大) ハーフマラソン 松山和希(東洋大) 20kmW 古賀友太(大塚製薬/明大卒) 20kmW 住所大翔(順大) 20kmW 石田 昴(自衛隊体育学校/立命大卒) 110mH 村竹ラシッド(順大) 110mH 横地大雅(法大) 400mH 黒川和樹(法大) 400mH 山本竜大(SEKI A.C./日本大大学院修了) 走幅跳 吉田弘道(神崎郡陸協/立命大卒) 走幅跳 伊藤 陸(近大工専) 棒高跳 柄澤智哉(日体大) 棒高跳 尾﨑駿翔(ROOTSTOKYO/日体大卒) 十種競技 田上 駿(陸上競技物語/順大大学院修了) <女子> 100m 青山華依(甲南大) 100m 兒玉芽生(ミズノ/福岡大卒) 200m 青野朱李(山梨学大) 200m 齋藤愛美(大阪成蹊AC/大阪成蹊大卒) 5000m 山本有真(名城大) 5000m 山﨑りさ(日体大) 10000m 小林成美(名城大) 10000m 小松優衣(松山大) ハーフマラソン 北川星瑠(大阪芸術大) ハーフマラソン 永長里緒(大阪学大) ハーフマラソン 山賀瑞穂(大東大) 100mH 玉置菜々子(国士大) 3000mSC 吉村玲美(大東大) 円盤投 齋藤真希(東女体大) やり投 武本紗栄(佐賀スポーツ協会/大体大卒) やり投 山元祐季(九州共立大) 七種競技 大玉華鈴(日体大SMG横浜/日体大卒)

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