2026.04.29
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園)
日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分22秒69で優勝した。
このレースでペースメーカーを務めたのが、日本記録保持者で五輪2大会入賞の三浦龍司(SUBARU)。1000mを2分47秒で通過し、2000m手前の水濠前まで引っ張った。結果、青木と2位の新家裕太郎(愛三工業)の2人が名古屋アジア大会の派遣設定記録をクリア。途中、声掛けし新家も「僕らはきついのに余裕がある」と目を丸くした。三浦は「貢献できてすごくうれしい」と、きっちり役目を務め上げて笑った。
金栗記念の5000mは不完全燃焼でやや動きを崩すなか、「サンショーのレースを入れることでスイッチを入れたり、身体の動かし方を思い起こせれば」と考え、ペースメーカーを探していた主催者との思惑が一致して決まった。
「ペースを刻みながら、よい感覚やリズム、反発のもらい方など久しぶりの感覚で走れた。よいタイミングになりました」と話し、久しぶりの障害レースに楽しそうな表情が印象的だった。
今季はフラットレースでスピード強化を図り、その影響から「筋力不足、身体づくりで欠けていたところがあった」と反省。今回のペースメーカーをきっかけに、「動きが変わってくれれば」と言う。
3000m障害はダイヤモンドリーグを主戦とするのは変わらずたが、「少しずつプラン変更を考えているところ」と予定を修正しながら「身体と走りの状態を戻していくのが最優先」と判断していく構えだ。
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