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2026.05.10

10000mVの田中希実 アジア大会派遣設定届かずも「これからに生きる」1週間前の16分台から立て直す強さ/木南記念
10000mVの田中希実 アジア大会派遣設定届かずも「これからに生きる」1週間前の16分台から立て直す強さ/木南記念

26年木南記念10000mで優勝した田中希実

◇木南記念(5月10日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

日本グランプリシリーズの木南記念でアジア大会代表選考最重要競技会の女子10000mが行われ、田中希実(豊田自動織機)が31分41秒22で優勝した。ただ、アジア大会派遣設定記録の31分14秒63には届かず、内定は得られなかった。

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1周74〜75秒ペースでペースメーカーが設定。序盤からこれについたのは、樺沢和佳奈(三井住友海上)と田中の2人だけだった。これには、「想定外でした」と田中は言う。

ただ、徐々に前にいた樺沢が苦しくなるなか、「私も万全ではなかったので、勝負に徹した」と、記録よりも勝負にこだわった。残り5周でペースメーカーが外れてからは田中らしく積極的な走り。最後はペースをやや戻し、31分台でまとめてみせたのは意地だった。

1週間前のゴールデンゲームズinのべおかでは、5000mで16分台をかかった。これは高2時に最初に5000mを走って以来のこと。「なぜタイムを出さないといけないのか。なぜ走っているのか」。自問自答の迷いが走りに顕著に表れた。気持ちが走りにこもる田中らしさでもある。

ときおり、涙を浮かべながら取材に応じた田中。だが、そこから1週間で「何を一番大事にするのか」と自らに問い、「まずはもう一度勝ちたい。優勝を目指したい。久しぶりに心の底から思えて走りで表現できました」と話し、「これからに生きるレースにできた」と安堵感もあった。

今回でのアジア大会10000m内定はなかったが、優勝したことで日本陸連強化委員会の選考次第では内定済みの廣中璃梨佳(ユニクロ)に続く2枠目の可能性も残す。

来週はセイコーゴールデングランプリで1500mと3000mに出場し、その後はMDCを経てダイヤモンドリーグへ。「ここから毎週のようにレースがある」と、スタンスは変えない。その中で「遠征を楽しむ余裕がなくなっていたので、今回の経験を生かして日本選手権には身体だけじゃなく、心も元気にして臨みたい」と最後は笑顔でトラックをあとにした。

◇木南記念(5月10日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本グランプリシリーズの木南記念でアジア大会代表選考最重要競技会の女子10000mが行われ、田中希実(豊田自動織機)が31分41秒22で優勝した。ただ、アジア大会派遣設定記録の31分14秒63には届かず、内定は得られなかった。 1周74〜75秒ペースでペースメーカーが設定。序盤からこれについたのは、樺沢和佳奈(三井住友海上)と田中の2人だけだった。これには、「想定外でした」と田中は言う。 ただ、徐々に前にいた樺沢が苦しくなるなか、「私も万全ではなかったので、勝負に徹した」と、記録よりも勝負にこだわった。残り5周でペースメーカーが外れてからは田中らしく積極的な走り。最後はペースをやや戻し、31分台でまとめてみせたのは意地だった。 1週間前のゴールデンゲームズinのべおかでは、5000mで16分台をかかった。これは高2時に最初に5000mを走って以来のこと。「なぜタイムを出さないといけないのか。なぜ走っているのか」。自問自答の迷いが走りに顕著に表れた。気持ちが走りにこもる田中らしさでもある。 ときおり、涙を浮かべながら取材に応じた田中。だが、そこから1週間で「何を一番大事にするのか」と自らに問い、「まずはもう一度勝ちたい。優勝を目指したい。久しぶりに心の底から思えて走りで表現できました」と話し、「これからに生きるレースにできた」と安堵感もあった。 今回でのアジア大会10000m内定はなかったが、優勝したことで日本陸連強化委員会の選考次第では内定済みの廣中璃梨佳(ユニクロ)に続く2枠目の可能性も残す。 来週はセイコーゴールデングランプリで1500mと3000mに出場し、その後はMDCを経てダイヤモンドリーグへ。「ここから毎週のようにレースがある」と、スタンスは変えない。その中で「遠征を楽しむ余裕がなくなっていたので、今回の経験を生かして日本選手権には身体だけじゃなく、心も元気にして臨みたい」と最後は笑顔でトラックをあとにした。

木南記念女子10000m(アジア大会最重要選考競技会)成績

1位 田中希実(豊田自動織機)  31分41秒22 2位 樺沢和佳奈(三井住友海上) 32分08秒39 3位 山﨑りさ(積水化学)    32分12秒64 4位 清水里名(ノーリツ)    32分32秒27 5位 兼友良夏(三井住友海上)  32分34秒06 6位 鈴木杏奈(しまむら)    32分43秒33 7位 立迫志穂(資生堂)     32分57秒52 8位 依田来巳(パナソニック)  32分58秒40 9位 不破聖衣来(三井住友海上) 32分59秒68 10位 出水田眞紀(Daiichi Lifeグループ) 33分06秒78

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