HOME ニュース、国内

2021.06.27

3000m障害で3人が代表内定 女子ハンマー投は渡邊茜が3連覇 3日目優勝者まとめ/日本選手権
3000m障害で3人が代表内定 女子ハンマー投は渡邊茜が3連覇 3日目優勝者まとめ/日本選手権


◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。男子3000m障害では8分15秒99の日本新記録を樹立した三浦龍司(順大)、そして2位・山口浩勢(愛三工業/8分19秒96)、3位・青木涼真(Honda/8分20秒70)と、3位まで東京五輪の参加標準記録8分22秒00を突破して五輪代表に内定した。また、男子400mハードルでは、優勝した黒川和樹(法大)、2位の安部孝駿(ヤマダホールディングス)が東京五輪代表を決めている。

女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)は13秒09(±0)で11年ぶり4度目の優勝。だが、東京五輪の参加標準記録12秒84に届かず、即時内定はならなかった。女子3000m障害は山中柚乃(愛媛銀行)が日本歴代2位となる9分41秒84で初優勝。

広告の下にコンテンツが続きます

女子ハンマー投は渡邊茜(丸和運輸機関)が66m24を投げて3連覇を達成した。「3連覇できてホッとしていますが、この試合ではオリンピックにどれだけ近づけるかという挑戦だったので、それは少し残念です」と振り返る。自身3度目、5年ぶりとなる66m超え。東京五輪参加標準記録は高く72m50。「そのためには日本記録(67m77)更新を狙ってきた」が、そこにも及ばず悔しさを露わにした。

ハンマー投の2位に勝山眸美(オリコ)が入り、高校生の村上来花(弘前実高3青森)が62m25で3位。「去年は3位になれなかったので素直にうれしいです」と喜びを語った。

■日本選手権3日目の優勝者
男子
400mH 黒川和樹(法大) 48秒69=東京五輪代表内定
3000m障害 三浦龍司(順大) 8分15秒99=東京五輪代表内定
棒高跳 竹川倖生(丸元産業) 5m70
ハンマー投 福田翔大(日大) 71m37
女子
100mH 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 13秒09(±0)
3000m障害 山中柚乃(愛媛銀行) 9分41秒84
三段跳 森本麻里子(内田建設AC) 13m37(+1.4)
ハンマー投 渡邊 茜(丸和運輸機関) 66m24

◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の3日目。男子3000m障害では8分15秒99の日本新記録を樹立した三浦龍司(順大)、そして2位・山口浩勢(愛三工業/8分19秒96)、3位・青木涼真(Honda/8分20秒70)と、3位まで東京五輪の参加標準記録8分22秒00を突破して五輪代表に内定した。また、男子400mハードルでは、優勝した黒川和樹(法大)、2位の安部孝駿(ヤマダホールディングス)が東京五輪代表を決めている。 女子100mハードルの寺田明日香(ジャパンクリエイト)は13秒09(±0)で11年ぶり4度目の優勝。だが、東京五輪の参加標準記録12秒84に届かず、即時内定はならなかった。女子3000m障害は山中柚乃(愛媛銀行)が日本歴代2位となる9分41秒84で初優勝。 女子ハンマー投は渡邊茜(丸和運輸機関)が66m24を投げて3連覇を達成した。「3連覇できてホッとしていますが、この試合ではオリンピックにどれだけ近づけるかという挑戦だったので、それは少し残念です」と振り返る。自身3度目、5年ぶりとなる66m超え。東京五輪参加標準記録は高く72m50。「そのためには日本記録(67m77)更新を狙ってきた」が、そこにも及ばず悔しさを露わにした。 ハンマー投の2位に勝山眸美(オリコ)が入り、高校生の村上来花(弘前実高3青森)が62m25で3位。「去年は3位になれなかったので素直にうれしいです」と喜びを語った。 ■日本選手権3日目の優勝者 男子 400mH 黒川和樹(法大) 48秒69=東京五輪代表内定 3000m障害 三浦龍司(順大) 8分15秒99=東京五輪代表内定 棒高跳 竹川倖生(丸元産業) 5m70 ハンマー投 福田翔大(日大) 71m37 女子 100mH 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 13秒09(±0) 3000m障害 山中柚乃(愛媛銀行) 9分41秒84 三段跳 森本麻里子(内田建設AC) 13m37(+1.4) ハンマー投 渡邊 茜(丸和運輸機関) 66m24

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top