◇アジア選手権(5月27日~5月31日/韓国・クミ)1日目
2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子やり投は上田百寧(ゼンリン)が59m39で銀メダル、武本紗栄(オリコ)が58m94で銅メダルを獲得した。
パリ五輪代表の上田は「この記録では……」と首を捻る。5月18日のセイコーゴールデングランプリでは60mに乗せていただけに、「感覚が良くてさらに投げたいと思っていた」が、「いつもの悪いクセでやりに力が入らなかった。あっという間に終わってしまいました」と悔しがった。
3回目に58m60を投げて、そのまま6回目を迎えたが、最終スローで武本を逆転。メダル獲得にも満足はできず、「日本選手権前に悔しい思いができたので、この悔しさを無駄にせず、日本選手権にぶつけたいです」と前を向いた。
3位の武本は「初めてのアジア選手権でメダルを取れたのは良かった。次につながります」と笑顔を見せつつ、内容については「投げたい方向へのベクトルと実際に投げる時の力が分散してしまう」と唇を噛む。
日本選手権に向け「60mオーバーは当たり前にして、64mに近づけていきたい」と力を込めた。
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