◇第104回関東インカレ(5月8~11日/神奈川・相模原ギオンスタジアム)4日目
学校対抗の第104回関東インカレの4日目が行われ、女子4×400mリレーは青学大が3分39秒30で2年ぶりに優勝した。
2日目に4×100mリレーで2連覇を飾っていた青学大が、最終種目の4×400mリレーでも躍動した。
先に4継が優勝を決めたこともあり、「チームとしてリレー2種目で同時優勝したことがないと聞いていたので、チャンスだと思っていました」と1走で4年生の二宮綾音。そのチャンスを見事に射止めた。
序盤から先頭集団レースを進め、「最後は2人が勝ちきってくれると信じていました」と2走・井谷陽菜。堅実に3走・菊地妃華へ。1年生ながらメンバーに選ばれ「すごい緊張はありましたが、楽しむことを一番に思って走りました」とトップでアンカーへ渡した。
アンカー・瀬田陽菜は序盤で筑波大に逆転を許したが、「良い意味でついていって、ラストで自分の持ち味を出せるようにしたいと思っていました」。焦りはなく、冷静にラストで逆転した。
「自分たちもしっかり良い締めくくりができるように優勝だけを見据えて走ることができました」。最上級生の二宮は満足げに話していた。
中盤から先頭争いを繰り広げた男子1部4×400mリレーの東洋大。アンカーの山﨑琉惟は「絶対に1位でゴールするという気持ちで走っていました。最後に優勝できて良かったです」と語った。
男子1部総合は東海大が15年ぶり8回目、女子1部総合は日体大が5年連続13回目の優勝を飾った。男子1部5000mはヴィクター・キムタイ(城西大)が13分31秒83で優勝した。ルーキー・鈴木琉胤(早大)が13分32秒34で2位に入っている。
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