◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、男子3000m障害は新家裕太郎(愛三工業)が8分26秒69で優勝した。
国内トップ級の中で殊勲の2位になったのが早大ルーキーの佐々木哲。学生歴代8位、U20日本歴代2位となる8分29秒05をマークした。
これが伝統の臙脂を背負った初のレース。「シーズン序盤であまり調子は良くないと思っていました。最後はちょっと粘りが足りなかったです」と振り返るも、レース前は「雲の上の存在」と思っていたシニアと対峙し、「良い形でレースができました。自信になります」と笑顔を見せる。
佐久長聖高(長野)時代に8分37秒23(高校歴代2位)をマークし、インターハイでも優勝した逸材。アジア選手権、ひいては世界選手権も「どこまで現実的な目標かわかりませんが、狙っていきたい」と高みを目指す。「中間の走りやラストスパートも力をつけていきたい」とし、来年の地元愛知でのアジア大会や、4年時に待つロス五輪出場への意欲も示した。
先輩である永原颯磨(順大)も学生歴代10位となる8分29秒35をマークして5位に入った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.02
HOKAの新作レーシングシューズ「ROCKET X 3」が7月2日に新登場!
-
2025.07.01
-
2025.07.05
-
2025.07.04
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.05
棒高跳・江島雅紀が復活の5m70!!「ゾーンに入って楽しめた」世界陸上に大きく前進/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子棒高跳は江島雅紀(富士通)が優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 3年ぶり、まさに完全復 […]
2025.07.05
男子やり投・﨑山雄太が87m16! 日本歴代2位のビッグアーチ!! 標準突破で世界陸上代表内定!!/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投は﨑山雄太(愛媛競技力本部)が5投目に87m16の日本歴代2位、大会新記録のビッグスロー […]
2025.07.05
女子ハンマー投・村上来花が66m88の自己新で初優勝「無意識の“壁”を勝手に壊してくれた」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子ハンマー投は村上来花(九州共立大)が3投目に自己ベストの66m88を放って、初制覇した。 広告 […]
2025.07.05
「自分の力がまだ足りませんでした」男子110mH標準記録突破の阿部竜希は3位で代表入りならず/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子110mハードルでは泉谷駿介(住友電工)が13秒21(+0.8)で2年ぶり4回目の優勝を果たし […]
2025.07.05
野本周成が110mH東京世界陸上代表内定! 昨年5位でパリ五輪逃し「決まってひと安心」/日本選手権
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子110mハードルは泉谷駿介(住友電工)が13秒22(+0.8)で優勝した。野本周成(愛媛競技力 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会