HOME 駅伝、大学

2025.03.03

明大駅伝監督に大志田秀次氏が就任! 東京国際大監督として箱根駅伝2度の総合5位、出雲駅伝優勝に導く
明大駅伝監督に大志田秀次氏が就任! 東京国際大監督として箱根駅伝2度の総合5位、出雲駅伝優勝に導く

2011年から約12年間東京国際大の監督を務めていた大志田秀次氏

明大は3月3日、競走部駅伝監督に大志田秀次氏(62)が4月1日付で就任すると発表した。

大志田氏は岩手県盛岡市出身。中大時代には4年時に箱根駅伝8区区間賞など活躍し、本田技研(現・Honda)ではアジア大会1500m優勝などの実績を持つ。引退後は1991年から2001年まで本田技研コーチを務め、94年から99年までは中大コーチも兼務。96年に中大は箱根駅伝で総合優勝を経験している。

2011年に創部された東京国際大の監督に就任した。16年に箱根駅伝初出場を果たすと、18年から6年連続で出場し、20年と22年には総合5位と躍進。19年に全日本大学駅伝初出場、21年には出雲駅伝で優勝を飾るなど力を伸ばした。23年の箱根駅伝後に退任し、同年4月にHondaのエグゼクティブアドバイザーに就任していた。

広告の下にコンテンツが続きます

このほか、明大OBで上武大を経て、現在は亜細亜大でコーチを務める射場雄太朗氏のコーチ就任や、現・競歩部門コーチの三浦康二氏のパフォーマンス&サイエンスコーチへの就任、西弘美スカウティングマネージャーの留任といった新体制も発表している。

明大は1920年の第1回大会に出場した「オリジナル4」の1つ。計65回出場を果たし、優勝は7回を数えるが、昨年10月の箱根駅伝予選会は12位で本戦出場を逃している。2031年度に控える創立150周年記念事業として「紫紺の襷プロジェクト ~Mの輝きを再び~」を今年1月に立ち上げ、大学全体で強化を進めていく。同1月には前任の山本豪氏の指導体制終了を発表していた。

明大は3月3日、競走部駅伝監督に大志田秀次氏(62)が4月1日付で就任すると発表した。 大志田氏は岩手県盛岡市出身。中大時代には4年時に箱根駅伝8区区間賞など活躍し、本田技研(現・Honda)ではアジア大会1500m優勝などの実績を持つ。引退後は1991年から2001年まで本田技研コーチを務め、94年から99年までは中大コーチも兼務。96年に中大は箱根駅伝で総合優勝を経験している。 2011年に創部された東京国際大の監督に就任した。16年に箱根駅伝初出場を果たすと、18年から6年連続で出場し、20年と22年には総合5位と躍進。19年に全日本大学駅伝初出場、21年には出雲駅伝で優勝を飾るなど力を伸ばした。23年の箱根駅伝後に退任し、同年4月にHondaのエグゼクティブアドバイザーに就任していた。 このほか、明大OBで上武大を経て、現在は亜細亜大でコーチを務める射場雄太朗氏のコーチ就任や、現・競歩部門コーチの三浦康二氏のパフォーマンス&サイエンスコーチへの就任、西弘美スカウティングマネージャーの留任といった新体制も発表している。 明大は1920年の第1回大会に出場した「オリジナル4」の1つ。計65回出場を果たし、優勝は7回を数えるが、昨年10月の箱根駅伝予選会は12位で本戦出場を逃している。2031年度に控える創立150周年記念事業として「紫紺の襷プロジェクト ~Mの輝きを再び~」を今年1月に立ち上げ、大学全体で強化を進めていく。同1月には前任の山本豪氏の指導体制終了を発表していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]

NEWS U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

2025.12.08

U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]

NEWS 富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

2025.12.08

富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]

NEWS 2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

2025.12.08

2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]

NEWS 女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top