100年ぶりにフランス・パリを舞台に五輪が開幕した。陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。開幕に合わせて日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表の意気込みコメントを発表した。
2大会連続出場で女子主将を務めるやり投の北口榛花(JAL)は「幼い頃テレビで見ていたオリンピックに憧れて、私もアスリートになりました」と自身の五輪に対する思いを明かし、「メダル獲得を目標に新たな歴史を作れるよう頑張りたいです」と力強い。
同1500m・5000mに出場する田中希実(New Balance)は2大会連続。成長したからこそ「2回目のオリンピックとはいえ、初めての時以上に緊張しています」と現在の心境を綴り、「本番になると迷いなく突き進んでいくので、皆さんも一緒にチャレンジするような気持ちでいてくだされば嬉しいです。それではみんなで、よーいどん!」と田中らしい言葉で締めくくった。
男子3000m障害の三浦龍司(SUBARU)は「地元の陸上クラブの人達や恩師の方々から心強い応援を頂いているので、思い切って大会に挑めると思います」と声援を力に変えて飛躍を誓う。
日本選手団は海外五輪では最多の409名。陸上は55人で挑む。
パリ五輪が開幕!日本代表選手たちのコメントをチェック!
※一部選手を除いて発表 上山紘輝「個人種目、リレー種目ともにメダル獲得に向けて全力で頑張ります!」 佐藤拳太郎「日頃よりご声援いただき、ありがとうございます。パリオリンピックに向け、最善を尽くしております。目標として、個人種目での決勝進出ならびに、リレー種目でのメダル獲得を目指しております。皆さんのご声援と共に、パリの地でレースに臨んでまいります」 高山峻野「頑張ります」 豊田兼「400mハードルに出場します。初めてのオリンピックの舞台で緊張していますが、挑戦者としての気持ちを忘れずに果敢に攻めていきたいと思っています。決勝の舞台を目指して戦ってきます。日々支えてくださる皆様方に恩返しできるような走りができればと思います。応援のほどよろしくお願いいたします」 小川大輝「応援して頂いている方々の期待に応えられるよう頑張ってきます。夢の舞台を楽しんできます。応援よろしくお願いします」 三浦龍司「怪我もなくコンディションはいつも通りです。今大会では自己ベスト更新とメダル獲得を目標にしています。地元の陸上クラブの人達や恩師の方々から心強い応援を頂いているので、思い切って大会に挑めると思います」 青木涼真「大会が近づくにつれて、ワクワクするのと同時に心が落ち着いていく不思議な感覚を味わっています。100%のコンディションに仕上げるために最善を尽くし、初めて世界に挑戦した東京オリンピックからどこまで力を付けることができたのか、現時点での自分の立ち位置を確認したいと思います。私の走りを見た子供達が、『走ることや挑戦することって楽しそうだな』と思ってもらえるようなパフォーマンスを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!」 赤松諒一「徐々にパリオリンピックが近づいてきており、楽しみな気持ちが高まってきております。コンディションは試合当日までにしっかり調整し、最大限のパフォーマンスが発揮できるようバッチリ合わせにいきます!本大会はずっと目標にしてきた大会ですので、出場できることを誇りに思うと同時に、地元岐阜の方々や陸上ファンの皆様の期待に応えられるよう精一杯頑張り、楽しんでこようと思います!応援よろしくお願いします!」 真野友博「初めてのオリンピック楽しんで来たいと思います。決勝進出、日本記録の更新を目標に調整していき、いい結果を報告できるように精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」 橋岡優輝「これまでの陸上人生で最高だったと言い切れるようなシーズンにするためにも、パリオリンピックはベストを尽くします。応援よろしくお願いします」 ディーン元気 「今までやってきたことを最大限発揮できる大会にするため集中して調整中です。12 年かけてやっと戻ってこれた舞台、これまで応援していただいた方々への感謝の思いを胸に競技し、また自分自身の全てをぶつけてきます!そして楽しみたいと思います!」 濱西諒「日本代表に選出していただけたことを非常に光栄に思います。これまで多くの支えがあったからこそ今の私があります。そういった方々に最大限の感謝の気持ちをレースで表現できればと思います。また、私のレースを見て、自分も少し頑張ってみようかなと感じていただけるようなレースをしたいです」 古賀友太 「オリンピックという大きな舞台で挑戦できることに心が躍ります。万全の準備をして 1 つでも上の順位を目指します。皆様の応援が大きな励みとなります。ご声援を力に変えて全力で楽しみ、期待に応えられるよう、最善を尽くします」 赤﨑暁「練習の成果を出し、楽しむことを忘れずパリの街を走ってきます!応援よろしくお願いします!」 吉津拓歩「本当に沢山のご声援、ありがとうございます。良い人達に出会え成長できた事を誇りに、最高峰の舞台で持てる力を最大限発揮してきます。最後まで、ご声援のほどよろしくお願いします!」 川端魁人「TEAM JAPAN の「一歩、踏み出す勇気」を競技を通して体現できる大会にしたいです。東京オリンピックを終えてからこのパリオリンピックまでの間、怪我や上手くいかなかったこともありましたが、挑戦を止めることはありませんでした。この大会に参加できることに感謝して皆さんの応援を力に精一杯走りたいと思います」 川野将虎「男女混合競歩リレーに出場いたします。日頃より、ご支援下さっている皆様からの多くの支えによりパリオリンピックに向けて調子が上向いてきました。母校と現在の所属チームで駅伝文化を学んできたことと、世界的に見て数少ない女性コーチからのコーチングを受けているため、ジェンダー平等の推進を目的として生まれたリレー形式の本競技にご縁を感じております。東京オリンピックの経験を繋いでベストを尽くし、自分らしい粘り強いパフォーマンスをします」 葛西潤「最高の舞台を存分に楽しみます!」 田中希実「2回目のオリンピックとはいえ、初めての時以上に緊張しています。自分の力や経験に自負があるからこそだと思うので、この心境が良い方に転ぶように、最後まで丁寧に頑張りたいです。この瞬間を振り返ると『幸せ』だったと思えるよう、今を噛み締め、本番になると迷いなく突き進んでいくので、皆さんも一緒にチャレンジするような気持ちでいてくだされば嬉しいです。それではみんなで、よーいどん!」 山本有真「憧れ、夢であったオリンピックに出場できること、世界の舞台で自分の限界に挑めることにワクワクしています。順調に練習ができているので、あとは気持ちを作って最高のパフォーマンスができるように最後まで気を引き締めていきます。この舞台に立つまでに本当に多くの方々の応援やサポートがあるということを実感したので、その人達の顔を思い浮かべて頑張りたいと思います」 五島莉乃 「みなさんいつも温かい応援本当にありがとうございます。初めての夢のオリンピック、チャレンジして走れるように、沢山のパワーを胸に、全力で駆け抜けたいと思います!応援よろしくお願い致します!」 小海遥「自身初となる世界の舞台に挑戦出来ることに、感謝の気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。まずは今までやってきたことを全て出し切り、元気に走る姿をお見せしたいと思います。世界を自分の肌で感じて、今後のプラスとなる経験を沢山してきたいと思います。応援よろしくお願い致します!」 福部真子「ずっと夢だった舞台に立てることがとても楽しみです。目標であるファイナルに向けて 0.01 秒でも速く走れるように準備します。応援してくださる方達に恩返しができるように楽しんで走るので、楽しんで応援してください!」 田中佑美「40人中39番目とギリギリの出場となりましたが、スタート地点に立てば可能性は無限大と、強い気持ちで自分のベストを尽くしてきます!」 秦澄美鈴「大舞台に緊張することもありますが、まずは自分のパフォーマンスを最大に発揮した先の、試合を楽しむという境地に辿り着きたいと思います。皆さんの応援に背中を押してもらって、パリで最高の跳躍をしたいと思います!」 森本麻里子「この種目ではオリンピック初めての出場です。歴史的な日を迎えられること、普段より支えてくださる皆さんに感謝です。かつて日本のお家芸とよばれた、科学的かつ芸術的で美しい三段跳びを見てください。日本記録更新して決勝の舞台へ繋げます!応援のほどよろしくお願いします」 北口榛花「今シーズンはなかなか自分の調子を掴めずにいますが、ここ最近ではたまに良い日もあるので、しっかり準備していきたいと思っています。メダル獲得を目標に新たな歴史を作れるよう頑張りたいです。幼い頃テレビで見ていたオリンピックに憧れて、私もアスリートになりました。オリンピック期間は毎日いろんなスポーツが見られると思うので、ぜひ応援をよろしくお願いします」 上田百寧「初めてのオリンピック出場が決まり、とても嬉しいです。まだ正直実感は湧いていませんが、選手村や、競技場などに着いてどんな気持ちになるのか今からワクワクしています。本大会での目標は8位入賞です。自己ベストを更新して私らしい投げができるようにしたいと思っています。私が子供の頃テレビで見た憧れの舞台で、次は私がたくさんの方に夢や希望、日々の生活の活力を届けられるように頑張りますので、テレビの前で応援よろしくお願いします!」 一山麻緒「私が2度もオリンピックに出場できるまで、沢山の方に競技に欠かせないサポートを頂き、ご指導、ご支援に感謝しております。これまで携わって下さった方々が笑顔になる結果を出したいです」 前田穂南「いつもたくさんの応援ありがとうございます。たくさんの応援、サポートがあってこれまでいつも走り続けて来られたと思います。2 大会連続でオリンピックに出場することとなり、世界の舞台でまた日本代表として走れることに誇りをもち感謝の気持ちを忘れず、パリオリンピックでは自分の最大限のパフォーマンスが発揮できるよう、しっかり最後まで諦めずに粘ってパリのコースを駆け抜けたいと思います。応援よろしくお願いします」 藤井菜々子「2大会目となるパリオリンピックでは前回の東京オリンピックから成長した姿をお届けできるよう全力で頑張ります」 岡田久美子「パリ大会は3度目のオリンピックとなります。集大成となる今大会でこれまでの経験をいかし、すべての力を出し切ります。そしてたくさんの方々に応援していただいた感謝を結果に繋げ、笑顔でゴールしたいです。応援よろしくお願いいたします!」 柳井綾音「支えてくださる皆様のおかげで着実に練習を積むことができ、順調に調子が上がってきています!レースがとても楽しみです!オリンピックは初種目であり、初出場となりますが、レースを全力で楽しみメダル獲得を目指します!!地域ならびにスポーツファンの皆様、いつも温かい応援ありがとうございます!歩いている姿をテレビで見ていただけることに嬉しく存じます!応援がすごく力になります!応援よろしくお願いします!」 後藤夢「昨年に引き続き世界にチャレンジする機会をいただけたことが、自身の今後の競技人生だけでなく、その先の生きる道にも繋がることを信じて、オリンピックという最高の舞台を噛み締めたいと思います。諦めずに走る姿が家族、会社の方々を始め、恩師や地元の方々に届けばなお嬉しく思います。応援の程、よろしくお願いいたします」 樺沢和佳奈「初めてのオリンピックを楽しんで走りたいです。予選では決勝通過ラインでどこまで走れるかチャレンジしたいです。日本代表としてはもちろんですが、生まれ育った群馬県代表としても頑張ります。応援よろしくお願いします」 高島由香「8年越しのオリンピック!!力を出し切り、チャレンジする走りをしたいと思います!応援よろしくお願いします!」
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.07
-
2025.07.07
2025.07.05
パリ五輪代表の山本有真は7位に涙「現実を受け入れられない」/日本選手権
-
2025.07.02
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.08
セイコーが東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念したミニスポーツタイマークロックを数量限定で発売!
セイコーウオッチは7月8日、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念して、ゴールドカラーをまとった特別仕様のミニスポーツタイマークロックを8月1日より発売することを発表した。希望小売価格は5,500円(税込)、国内 […]
2025.07.08
広島インターハイのスタートリスト発表!! 久保凛は800m予選6組、1500m予選1組に登録 清水空跳は100m7組目 フィールド予選通過ラインも決定
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 7月7日、広島インターハイの大会事務局は大会サイトでスタートリストならびに、フィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコン […]
2025.07.08
プーマから日本人の足に合わせたフィット感を実現した新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4」が登場!
プーマ ジャパンは、“弾む走りで、世界が広がる”をコンセプトとした新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4(ヴェロシティ ニトロ 4)」を、7月17 日よりプーマストア、公式オンラインストア、一部取扱い […]
2025.07.07
東京世界陸上の競技開始時間が一部変更 DAY8最終種目が女子5000m決勝から男子800m決勝へ
9月13日~21日に東京・国立競技場で開かれる東京世界選手権のDAY1、DAY2、DAY8、DAY9の競技開始時間の一部が変更になった。7月1日に変更が加えられており、大会公式のSNSで7月7日に発表された。 最も大きな […]
2025.07.07
大盛況女子100mHの“時代”作った寺田明日香 最後の日本選手権終え「この種目が育っていく瞬間を見られて良かった」
◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、最終日の女子100mハードルで今季限りの引退を表明していた寺田明日香(ジャパンクリエイト)が13秒09( […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会