HOME 国内

2024.04.14

十種競技・森口諒也が7445点の自己新で初タイトル!日本選手権で「アジアの覇王倒す」/東京選手権混成
十種競技・森口諒也が7445点の自己新で初タイトル!日本選手権で「アジアの覇王倒す」/東京選手権混成

十種競技を制した森口諒也

◇東京選手権・混成競技(2024年4月13、14日/東京・駒沢陸上競技場)

日本グランプリシリーズのポイント対象大会となる東京選手権・混成競技が行われ、男子十種競技は森口諒也(オリコ)が7445点で優勝。昨年出した7374点のベストを更新し、うれしい主要大会初タイトルを手にした。

森口は砲丸投で13m43の自己新、棒高跳は4m40の自己タイ。100mでも追い風参考ながら10秒75をマークし、10秒72の自己記録に迫った。

広告の下にコンテンツが続きます

今年からオリコ所属となった森口。「ここ2、3年は清水剛士さんにコーチをお願いして、『歩く』ところからはじめてきた」と言う。身長190cmを超える長身をさらに生かすため、食事面でも見直したという。

まだ「筋力トレーニングや走練習もほとんどしていない中で自己ベストなので、やってきたことが間違いじゃない。まだまだこれからだと思えました」と胸を張った。

東海大仰星高時代、同学年で同じ大阪の丸山優真(現・住友電工)としのぎを削ってきたライバル。その丸山は昨年、世界選手権にも出場し、アジア選手権でも優勝している。だが、ここにきてようやくこちらの大器も本格化の気配が漂う。

「今年は、縁起のいいところで7777点を出したい。日本選手権で“アジアの覇王”を倒したいです」と力強く、ライバルに宣戦布告した。

◇東京選手権・混成競技(2024年4月13、14日/東京・駒沢陸上競技場) 日本グランプリシリーズのポイント対象大会となる東京選手権・混成競技が行われ、男子十種競技は森口諒也(オリコ)が7445点で優勝。昨年出した7374点のベストを更新し、うれしい主要大会初タイトルを手にした。 森口は砲丸投で13m43の自己新、棒高跳は4m40の自己タイ。100mでも追い風参考ながら10秒75をマークし、10秒72の自己記録に迫った。 今年からオリコ所属となった森口。「ここ2、3年は清水剛士さんにコーチをお願いして、『歩く』ところからはじめてきた」と言う。身長190cmを超える長身をさらに生かすため、食事面でも見直したという。 まだ「筋力トレーニングや走練習もほとんどしていない中で自己ベストなので、やってきたことが間違いじゃない。まだまだこれからだと思えました」と胸を張った。 東海大仰星高時代、同学年で同じ大阪の丸山優真(現・住友電工)としのぎを削ってきたライバル。その丸山は昨年、世界選手権にも出場し、アジア選手権でも優勝している。だが、ここにきてようやくこちらの大器も本格化の気配が漂う。 「今年は、縁起のいいところで7777点を出したい。日本選手権で“アジアの覇王”を倒したいです」と力強く、ライバルに宣戦布告した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.03

高知農が県高校最高記録の2時間6分36秒で5連覇 女子は山田がオール区間賞で都大路は“皆勤”の37に/高知県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた高知県高校駅伝は11月2日、高知市東部総合運動場周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高知農が県高校最高記録となる2時間6分36秒で5年連続49回目の優勝。女子(5区間21.09 […]

NEWS 今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

2025.11.03

今治北が初の男女V!女子は序盤からトップを守り初の全国大会 男子は2時間7分23秒で2年ぶりに制す/愛媛県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた愛媛県高校駅伝が11月2日、西条市の西条ひうち高校駅伝特設コースで行われ、今治北が初の男女優勝を遂げた。女子(5区間21.0975km)は1時間14分13秒で初V。男子(7区間42.195km […]

NEWS 城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

2025.11.03

城東が初優勝で悲願の都大路へ 男子はつるぎが6連覇 男女ともに1区から先頭を譲らず逃げ切る/徳島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた徳島県高校駅伝が11月2日、鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周回長距離コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は城東が1時間14分27秒で初制覇し、初の全国大会出場を決めた。男子(7区 […]

NEWS マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

2025.11.03

マラソン王者・キプチョゲがエリートレースを“卒業” 七大陸を巡るワールドツアーを発表「人間に限界がないことを示したい」

男子マラソンのエリウド・キプチョゲ(ケニア)が「キプチョゲ・ワールドツアー」と銘打ち、今後2年間で七大陸を巡り、マラソンに参加する計画を発表した。11月2日のニューヨークシティマラソンがエリートレースへの最後の出場となり […]

NEWS 西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

2025.11.03

西脇工大会新V 新妻遼己1区28分22秒、双子の弟・昂己3区快走で兄弟区間新 女子は須磨学園が3連覇/兵庫県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた兵庫県高校駅伝が11月3日、丹波篠山市の大正ロマン館前をスタートし、篠山鳳鳴高でフィニッシュするコースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工が2時間3分25秒の大会新記録で2年連続3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top